ジョニー・デップ×シーロ・ゲーラのタッグ作など全42作、『未体験ゾーンの映画たち 2021』で上映
特集上映『未体験ゾーンの映画たち 2021』が、2021年1月22日よりヒューマントラストシネマ渋谷にて開催されることが決定し、全ラインナップが発表された。
『未体験ゾーンの映画たち』は、様々な理由から日本公開が見送られてしまう傑作・怪作映画を、映画ファンにスクリーンで体験してもらうべく、2012年よりヒューマントラストシネマ渋谷にて開催されている劇場発信型映画祭。年々規模を拡大し、着実に“未体験ファン”ともいえるリピーターを獲得。2021年も新年の幕開けとともに各国のあらゆるジャンルから厳選された作品が、一挙上映される。今回、世界各国、あらゆるジャンルから選出された全42本のラインナップが発表された。
『Waiting for the barbarians(原題)』は、ある帝国の運命を描く、残酷で壮大なロマン譚。ジョニー・デップが冷徹かつサディスティックな警察官僚という異色の役を演じたほか、『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソン、『ブリッジ・オブ・スパイ』で第88回アカデミー賞助演男優賞を受賞したマーク・ライランスらが共演。『彷徨える河』で第88回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたシーロ・ゲーラが監督を務めた。
『シンクロニック』は、友人の娘を救うため様々な時代へタイムトラベルを繰り返すSFタイムスリラー。W主演の1人、スティーヴを演じたのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でキャプテン・アメリカからシールドを渡されたファルコン役のアンソニー・マッキー。そしてもうひとりの主演は『フィフティ・シェイズ』シリーズのジェイミー・ドーナンが担当。『アルカディア』のアーロン・ムーアヘッド&ジャスティン・ベンソンのコンビがメガホンを取った。
また“残酷”シリーズ第1作『世界残酷物語』、未使用フィルムを使って急遽製作された続編『続・世界残酷物語』、さらに裁判判沙汰にまで発展した問題作『さらばアフリカ』の3作品が、グァルティエロ・ヤコペッティ没後10年を記念し、世界初のHDニューマスター&オリジナルイタリア語完全版でスクリーンに蘇る。
そのほか、アカデミー賞女優ヘレン・ハントが主演を務めたミステリー『フロッグ』や、ピンチをチャンスに変えようとした高校生2人組が巻き込まれるもいえる青春八つ裂きホラー『ホワッツ・イン・ザ・シェッド』、片腕をチェーンソー・斧・ドリルに改造されたパンクバトルロワイヤル『SPARE PARTS(仮)』、A24も認めたイギリス発カルトホラー『ファブリック』、津波に乗ってきた大量のゾンビと戦いに挑む『ゾンビ津波』やナチスのゾンビ軍隊が世界各国の都市を爆破する『スカイ・シャーク』、反抗期少年VS1,000歳の魔女の対決を描く『The Wretched(仮)』、中国No.1を獲得しヴェネチア映画祭のオープニングも務めた『セブンソード』の最新作『セブンソード 修羅王の覚醒』などがラインナップされている。
また、毎年の恒例行事となった予告編大会は、常連のトークショーゲストを迎え開催。今回は大会初となるオンライン配信にて、1月21日19時からLOFT CHANNEELにて行われる。
さらに、2016年より実施しているCS映画専門チャンネル ムービープラスとのタイアップ企画が2021年も決定。1月12日深夜1時より『特集:未体験ゾーンの映画たち』にて、過去作『キラーソファ』『トゥ・ヘル』『スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー』『タンク・ソルジャー 重戦車KV-1』が連続放送される。
■公開情報
『未体験ゾーンの映画たち 2021』
2021年1月22日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催
鑑賞料金:1,400円均一(毎週水曜、毎月1日は1,200円均一)、リピーター割引あり、TCG会員割引あり
公式サイト:https://ttcg.jp/human_shibuya/movie/0732100.html