遠野なぎこ、前作に続き『ルパンの娘』第2話に出演 「これ以上、光栄なことはありません」

遠野なぎこ、前作に続き『ルパンの娘』出演

 遠野なぎこが、深田恭子主演ドラマ 『ルパンの娘』(フジテレビ系)の第2話にゲスト出演することが決定した。

 2019年7月クールにフジテレビ木曜劇場で放送された『ルパンの娘』は、ロングセラーとなっている横関大の同名小説(講談社文庫刊)をドラマ化したラブコメディ。代々泥棒一家“Lの一族”(Lは大泥棒・ルパンの頭文字)の娘・三雲華(深田恭子)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)との決して許されない恋愛を描いた。

 続編では、三雲華役の深田、桜庭和馬役の瀬戸のほか、渡部篤郎、小沢真珠、栗原類、どんぐり、麿赤兒、藤岡弘、、信太昌之、マルシア、大貫勇輔らが続投。また、新キャストとして、橋本環奈、松尾諭、我修院達也、伊吹吾郎が出演する。前作同様、映画『翔んで埼玉』の武内英樹が監督、徳永友一が脚本を担当する。

 『アウト×デラックス』(フジテレビ系)のオーディションに合格し、前作にゲスト出演を果たした遠野は、今作でも前作同様に薄井佐知を演じる。前作の佐知は、警察から逃げる華をかくまう場末のスナックのママとして登場したが、今作では妊娠した華が訪れた「沐浴講座」で出会う助産師として登場する。佐知は、不景気でスナックが立ちゆかなくなり、昔、助産師だった経験をいかし働いているという設定だ。華と感動の再会を果たした佐知が、どのように物語に絡んでいくのか。

 遠野が出演する『ルパンの娘』第2話は、10月22日の21時よりフジテレビ系で放送される。

遠野なぎこ コメント

前作に続いての出演

そうなんですよ。まさか同じ役を演じさせて頂けると思っていなかったので、びっくりしました。でも、役者にとってこれ以上、光栄なことはありません。もちろん架空の人物ですけど、薄井佐知はすごく好きな役です。ぶっ飛んではいますけど、情深くて温かい面を持ち合わせている役はあまりいただくことがなくて。自分の芝居を見返すことはほとんどないんですけど、佐知はこの1年間、何回も見ていたので、今回のお話をいただけて本当にうれしかったです。『アウト×デラックス』で獲得した役なので、すぐにマツコ・デラックスさんに報告しました。

台本を読んだ感想

今回はおそらく誰かとチラッとすれ違うぐらいだと思っていたので、台本を読むまでは冷静でいようと努めていたんです。そんな中で台本をいただいたら“プロデューサー、監督、みなさんありがとう!”となりました(笑)。出番を多くいただけました。佐知が助産師? でも風貌は変わっていないとか、そしてメチャクチャお金に困っているんです。お金に関するシーンは、思い切りせつなく演じようと思っています。まだ、苦労しているようですよ。何と言っても名前が薄井佐知ですから(笑)。

同じ役を演じることについて

それこそ朝ドラ、昼ドラは長いですし、舞台も再演、再々演という形で演じることはあります。あるにはあるのですが、今回のような喜びはありません。役柄は一度演じたら、次の役に向けて一度捨ててしまうんです。でも、佐知は心に残っていた役なので、それを再び生き返らせることができるのは本当に幸せです。撮影に入るまで、ずっと“私って幸せだな”と思っていました。でも、同時に前回同様のプレッシャーもありました。“どうしよう?”という緊張感が収録日の朝まであったんですけど、いざ佐知を演じてみたら“あっ、この感じだ”とすぐに思い出しました。ただ、自分で1年前の自分のモノマネにならないよう、自然に演じるよう心がけています。

コロナ禍の過ごし方

本当に気をつけても気をつけても足りないぐらいで、私も含めてみんなが戸惑っている状況ですが、こうして撮影を再開してくださったのはありがたいです。私自身はすごく神経質なので、仕事以外一切外出しない生活をしていたら、体力が落ちすぎてしまいました。もともと、体力はある方ではないのですが、もっと落ちていて…。でも、それが普通だと思って過ごしていたら、精神的にもめいってしまいました。そんな中、久しぶりにお芝居ができる環境に戻していただけたので元気が出ました。こんなにエネルギーがあったのか? と思うほど。本当に私は芝居が好きなんだと再認識しました。“時々、女優”なんですけど(笑)。

深田らとの再会について

一年前は芝居とはまた別に、緊張していて…。みなさんの前では、私だけ固まっているような状態でした(笑)。今回は、みなさんと普通にお話しして、勝手に『ルパンの娘』組の中に入っているような? 仲間意識が勝手に芽生えています(笑)。リラックスして過ごさせていただいてます。

2話の見どころ

2話は台本を読んでいても演じていても、佐知と華がちょっと鳥肌が立つような再会をします。これだけお互いへの愛が深かったんだと感じました。華を包む三雲家には愛があって、口は悪いですが佐知も愛を持っています。愛って血の繋がりを超えるぐらい強いものなんだと個人的に思いました。ここまで人のために熱く、愛を注げるのか? と。今は時代的には冷めているじゃないですか? ですから余計に思うのかもしれません。ここまで熱くなれるのは芝居していても気持ち良かったです。どちらかというと昭和的な? 寅さん的な感じなのかもしれません。みなさんにも愛ってすごいなと見ていただきたいです。

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■番組情報
木曜劇場 『ルパンの娘』
フジテレビ系にて、10月15日(木)スタート 毎週木曜22:00~放送
※初回15分拡大
出演:深田恭子、瀬戸康史、橋本環奈、小沢真珠、栗原類、どんぐり、藤岡弘、(特別出演)、松尾諭、大貫勇輔、信太昌之、マルシア、我修院達也、麿赤兒、渡部篤郎
原作:『ルパンの娘』 『ルパンの帰還』 『ホームズの娘』 横関 大(講談社文庫刊)
脚本:徳永友一
プロデュース:稲葉直人
監督:武内英樹
制作・著作:フジテレビ 第一制作室
(c)フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/Lupin-no-musume2020/
公式Twitter:@lupin_no_musume
公式Instagram: @lupin_no_musume

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