ロンドンの人気デリが全面協力のイギリス映画 『ノッティングヒルの洋菓子店』12月公開へ
ロンドンの人気デリ「オットレンギ」全面協力のイギリス映画『Love Sarah(原題)』が、『ノッティングヒルの洋菓子店』の邦題で12月4日より公開されることが決定した。
本作は、お菓子作りが大好きで、ドイツ出身・ノッティングヒル在住のエリザ・シュローダーが、自らの原案で初の長編監督作として手がけた人間ドラマ。シュローダー監督は、「多様な文化を持つるつぼとしてのロンドンを映し出す映画を作りたい」という思いで、製作にも名を連ねている。
舞台は、ロンドンのノッティングヒル。名店で修行を積んだパティシエのサラと親友のイザベラの2人は、長年の夢だった自分たちの店をオープンすることに。ところが事故でサラが急死。夢を諦めきれないイザベラとサラの娘クラリッサは、絶縁していたサラの母ミミを巻き込んで、パティシエ不在のまま開店に向けて走り出す。そんな3人の前に現れたのは、ミシュラン二つ星のレストランで活躍するスターシェフのマシュー。20年前、ガールフレンドだったサラから逃げた過去を持つ彼は、あることを償うためにパティシエに応募してきた。
亡くなった母・サラの夢を実現しようと奮闘するバレリーナの娘・クラリッサを演じるのは、『暮れ逢い』のシャノン・ターベット。また、親友・サラと店を立ち上げようとしていたイザベラ役に、『チャーリーとチョコレート工場』『幸せのはじまりは』のシェリー・コン、元有名ダンサーで娘のサラとは絶縁中だったクラリッサの祖母・ミミ役に、『マリーゴールド・ホテル』シリーズ、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズのセリア・イムリー、そしてハンサムなパティシエとして彼女たちを支えるサラの元カレ・マシュー役に、『マッチポイント』『シャーロット・グレイ』のルパート・ぺンリー=ジョーンズが名を連ねた。
キャストに加え、映画を彩る重要な役割を担うのは、2002年のオープンから今や食通の間でその名を知らない人はいないと言われるロンドンの「オットレンギ」協力による色どりどりのスイーツ。シュローダー監督は「その場にいるスタッフ・キャスト全員が、登場する美味しいお菓子を頂こうと、最後のテイクを心待ちにしていた」と明かしている。
■公開情報
『ノッティングヒルの洋菓子店』
12月4日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
出演:セリア・イムリー、シャノン・ターベット、シェリー・コン、ルパート・ぺンリー=ジョーンズ
監督:エリザ・シュローダー
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
イギリス映画/英語/2020年/98分/デジタル5.1ch/ビスタ/原題:Love Sarah/日本語字幕:松浦美奈
(c)FEMME FILMS 2019
公式サイト:nottinghill-movie.com