清原翔はどんな役柄にもナチュラルにハマる 『恋つづ』患者と『アライブ』医者の顔

 上白石萌音演じる新人ナースと、佐藤健演じる超ドSな医師が生み出す“胸キュン”が、話題沸騰の『恋はつづくよどこまでも』(TBS系、以下『恋つづ』)。そんな2人の恋を掻き回す、いや、一層燃え上がらせる火種となっているのが、第7話からイケメン御曹司・上条周志役で出演している清原翔だ。

 どこからどう見てもスタイル抜群の清原は、MEN’S NON-NOの現役モデルとしても活躍する27歳。様々な媒体で発表された“2020年ブレイク予想”に多数ランクインするなど、大ブレイクを目前に控える注目株だ。

 これまでに『レンタルの恋』(TBS系/2017年)、『警視庁いきもの係』(フジテレビ系/2017年)、『深夜のダメ恋図鑑』(テレビ朝日系/2018年)など数々の作品に出演してきた清原だが、世間に広く認知されるようになったきっかけは、やはり昨年放送された連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合)である。

『アライブ がん専門医のカルテ』第7話(c)フジテレビ

 十勝に住む酪農家・照男役として、主人公・なつ(広瀬すず)を温かくフォローする兄弟愛を体現。溢れ出るスタイリッシュさを封印し、素朴で照れ屋な青年役で人気を博した。また現在『アライブ がん専門医のカルテ』(フジテレビ系)では、感情を表に出さない無口な研修医役を好演中。先週放送された第8話では、患者を励ますために“ピエロ姿”でマジックを披露しており、短期間に訪れるギャップの連続に、ファンの心はさぞ忙しいことだろう。

 そこに輪をかけるように『恋つづ』で見せているのが、女慣れした御曹司・上条としての顔。上条は、別れ話に納得しない女性をねじ伏せるため、たまたま横にいた七瀬(上白石萌音)を「新しい彼女」と紹介。怒った女性からアイスティーをかけられた七瀬をショッピングに誘うと、「お金はいい」と、いきなりおぼっちゃまらしさを爆発させる。七瀬はそれを断るも、お礼として差し出された790円のリンゴ飴に陥落。上条は、リンゴ飴を頬張る七瀬を愛おしそうに見つめるわけだが、魅惑の笑顔につられて、こちらまで口元が緩んでしまう。“七瀬が一口食べた後のリンゴ飴は、どうしたんだろう?”なんて余計なことを考えつつ。

『恋はつづくよどこまでも』第7話 (c)TBS

 後日、上条は日浦総合病院に入院。七瀬を専属看護師に指名し、プレゼントを渡してみたり、抱きしめてみたり、天堂(佐藤健)を挑発してみたり。七瀬&天堂カップルに強気で攻め込む一方で、垣間見える“心の闇”が、観る者の胸を疼かせる。第7話は、上条が天堂に「患者に対する暴力および精神的苦痛で訴えます」と訴状を突きつけたところでエンディングを迎えており、今後の展開がますます気になるところだ。

関連記事