『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』本編映像 ジェイコブ・トレンブレイがスターに釘づけに

 3月13日より公開の映画『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』より、本編映像が公開された。

 本作は、『わたしはロランス』『たかが世界の終わり』のグザヴィエ・ドランが、ハリウッドの豪華キャストとタッグを組んだ初めての英語作品。人気俳優ジョン・F・ドノヴァンを、TVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で話題となったキット・ハリントンが演じる。彼と文通を交わす少年ルパートを演じるのは、『ルーム』のジェイコブ・トレンブレイ。さらに、ナタリー・ポートマン、キャシー・ベイツ、スーザン・サランドンらアカデミー賞受賞歴をもつ3人の女優たちが脇を固める。

 物語の2人の主人公は、人気俳優のジョンと彼に夢中な少年ルパート。一通のファンレターから始まった“秘密の文通”は、孤独を抱えた2人の心の拠り所になっていた。しかし、100通を超える手紙を最後に、ジョンは謎の死を遂げる。手紙に綴られたスターの光と影。少年だけが知る、切なくも衝撃的な真実とは。監督自身が集大成と語る“人生の真実” を描いた愛の物語が幕を上げる。

『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』本編映像

 公開された映像では、『ルーム』『ワンダー 君は太陽』の子役トレンブレイの、本作での熱演ぶりが明らかになる。映像は、主人公の人気俳優・ジョンが出演するテレビドラマ『ヘルサム学園』の映像からスタート。ツッコみを入れながらテレビを見て笑い、息子の帰りを待つ女性は、ジョンと“文通”を続ける少年ルパートの母親サム。ナタリー・ポートマン演じる母・サムが待つ家に大急ぎで帰ってくる。母サムとアメリカからロンドンに引っ越してきたばかりのルパートは、将来ジョンのような有名な俳優になることを夢見る子役少年だ。

 ルパートは、「ただいま」の一言も言わずに、靴を履いたままリビングに滑り込み、「どんな展開なの?」と途中からしか観られなかたルパートは母・サムを質問責めに。展開を説明するサムを見向きもせず、画面の中のジョンにくぎ付けのルパートは、憧れのスターの一挙手一投足に大騒ぎする。ドラマのOPクレジットが始まると、ルパートの興奮度はさらにアップ。「すごい、すごい、すごいよ!」と叫びながら、「僕はこの瞬間のために生まれた!」と大喜び。画面の中のジョンに大興奮しながら、しまいには絶叫をあげる。

 ルパートを演じたトレンブレイは、「ルパートは大好きなジョンに憧れた大スターになることを夢見ています。そして、ジョンとルパートの2人は、月に1~2度の手紙のやりとりを通して、お互いのことを『自分の本音を話すことができる唯一の人間』だと思い始めるんです」と、自身が演じたルパートの夢と、ジョンとルパート関係性についてコメントを残している。

■公開情報
『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』
3月13日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:グザヴィエ・ドラン
脚本:グザヴィエ・ドラン、ジェイコブ・ティアニー
出演:キット・ハリントン、ナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、ジェイコブ・トレンブレイ、キャシー・ベイツ
提供・配給:ファントム・フィルム、松竹
カナダ・イギリス/スコープサイズ/123分/PG12/原題:The Death and Life of John F. Donovan
(c)THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
公式サイト:https://www.phantom-film.com/donovan/
公式Twitter:https://twitter.com/jfdonovan_jp

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