『恋はつづくよどこまでも』インタビュー

『恋はつづくよどこまでも』宮崎真佐子Pが目指す、まっすぐなラブコメ 「王道を逃げずにやろう」

「現場のコンビネーションが、画面に出ていくもの」


ーーお二人が並んだ感じはいかがでしたか?

宮崎:本当に狙い通りというか。お二人は初共演なのですが、だんだん良いコンビネーションができあがってきているように感じています。上白石さんがすごくしっかりしているので、一見すると佐藤さんが引っ張っているようで、実は裏で上白石さんが引っ張ってる?……っていう感じに見えたら良いなって。それこそ、天堂は大切な人を救えなかったっていう過去を持っている人なので、そこを乗り越えさせてくれる七瀬が心の面ではリードしていくというドラマのストーリーが、リンクしていってほしいなと陰ながら思っています。

ーーツンデレシーンは、どんなふうに撮影されているんでしょうか。

宮崎:お二人とも照れながら演じられていますね。第2話のタイトル前に、天堂が七瀬のほっぺをムニュッて掴むシーンがあったと思うんですけども、あれは台本になかったんです。現場で佐藤さんが発案されて、「やってみようか」って話になったもの。ツンツンのシーンも、デレデレのシーンも結構、現場で動きながら生まれています。上白石さんの笑顔にもみんな癒やされて、和気あいあいと演っていますね。その明るさが画面に出ていくものだと思うので、楽しくやることを心がけています。

ーー最後に、後半に向けて見どころをお願いします。

宮崎: まずは七瀬のナースとしての成長ですね。きっかけは天堂先生が好きってことで、不純な動機でナースになったけれども、そこからちゃんと看護師としての自分の道を探していけるように、最終回まで描きたいと思っています。そして、もちろん七瀬と天堂の恋模様。ここから新たな登場人物も出てきて、二人の気持ちが試されていくことになります。でも、きっと最後は天堂のほうが七瀬にぞっこんになってしまう予定なので、天堂のデレッぷりを楽しみにしてください! あとは、来生先生に想いをよせる酒井結華ちゃん(吉川愛)、仁志くん(渡邊圭祐)と小石川先生(山本耕史)と流子さん(香里奈)の関係性も。本編とリンクしてParaviでも、もっと深い裏側まで描こうと思っているので、そちらもぜひ楽しんでいただきたいですね。

※宮崎真佐子の「崎」は「たつさき」が正式表記。

■放送情報
火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』
TBS系にて、毎週火曜22:00~22:57放送
原作:円城寺マキ『恋はつづくよどこまでも』(小学館 プチコミックフラワーコミックスα刊)
出演:上白石萌音、佐藤健、毎熊克哉、昴生(ミキ)、渡邊圭祐、瀧内公美、吉川愛、堀田真由、香里奈、平岩紙、片瀬那奈、蓮佛美沙子、山本耕史
脚本:金子ありさ
演出:田中健太、福田亮介、金子文紀
チーフプロデューサー:磯山晶
編成・プロデューサー:宮崎真佐子
プロデューサー:松本明子
製作:TBSスパークル、TBS
(c)TBS (c)円城寺マキ/小学館
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/koitsudu_tbs/
公式Twitter:@koi_tsudu
公式Instagram:koi_tsudu

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