竹達彩奈「すごく優しい方で安心しました」 坂上忍に会う前の印象をぶっちゃけトーク
映画『アングリーバード2』の初日舞台挨拶が、1月31日にユナイテッド・シネマ豊洲にて行われた。
全世界40億ダウンロードの大人気ゲームアプリを映画化した『アングリーバード』の続編となる本作では、バード・アイランドとピギー・アイランドを揺るがす事態に、トリとブタがタッグを組むことに。おなじみのキャラクターに加え、新しくシルヴァーというキャラクターが加わり、声優を竹達彩奈が務めた。今回の舞台挨拶では、主人公のレッドの声優を務めた坂上忍と、シルヴァーの声優を務めた竹達が登壇した。
レッドを意識した赤いシャツに黒のスーツ姿で登場した坂上と、同じく役を意識したシルヴァーらしいピンクとシルバーの衣装で登場した竹達。それぞれ演じるキャラクターのぬいぐるみを持って和気あいあいとした雰囲気で舞台挨拶は執り行われた。
レッドを演じるのが2回目となった坂上は、「1回目よりは順調に進んだと思います。1回目は本当に大変で! もう登校拒否みたいになっていました」と想像以上に過酷なアフレコの舞台裏を披露。しかし、第2弾の本作は、「前回よりも面白いんじゃないか」と坂上がブログで紹介するほどお気に入りの様子。また、竹達はシルヴァーを演じた感想を「すごく可愛らしい中に、頭がいいからこその皮肉が散りばめられていて。観てくださった方に、“可愛いけどちょっとイラっとするな”くらいに思っていただけるように演じました」と説明した。また、シルヴァーのキャラについて坂上は、「だいぶイラっとしました。痛いところをついてくるキャラクターです。正論なので、返す言葉がない。ホラン千秋的な感じです、簡単に説明すると(笑)」と茶目っ気たっぷりに坂上節を見せた。
MCから「坂上さんは、昔ライバルだった人と今は最高の仲間になったという体験はありますか?」と聞かれた坂上は、「やっくん(薬丸裕英)です!」とズバリ回答。これには会場も爆笑の嵐。坂上はその背景を「お互い若い時は、すごくバチバチで。それが今や、毎週お世話になって、再来週は一緒にご飯に行きます。おじさんになると、過去はなくなっていくんです」と、まさに本作のストーリーにぴったりの友情物語を語った。竹達はそんな坂上に「見習っていきたい」とポツリ。竹達は、あまり社交的なタイプではないと自身のことを話し、「一方的に怖いと思ってしまう先入観があって……。実は坂上さんもお会いする前はめちゃめちゃ怖かったです(笑)。でも、お会いしたらすごく優しい方で安心しました」と坂上に会う前の印象をぶっちゃけトーク。坂上は「普通のおじさんですよ、僕は」と竹達に返していた。
そんな中、初日の映画を観に来ていた小さい子供たちの声がすると、MCが「ベビーバードも元気ですね」と小さい子供たちの声に触れる。坂上も「ベビーバードが可愛いですよ! 映画観に来たのにこんなおっさんが話してて」とトークにやや飽き気味の“ベビーバード”たちを気遣うなど、思わず心がほっこりする瞬間もあった。