『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のココに期待! 公開後もコンテンツは盛りだくさん

 いよいよ『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開です。本作についてはすでに多くの予測記事は飛び交っていますので、ここでは改めて“スター・ウォーズ”というコンテンツの功績や今後どうなっていくのか僕なりに考えてみたいと思います。

 まず今回意外だったのは、ライトセーバーでした。というのもスター・ウォーズは新作が公開される度に、新しいライトセーバーが出てきて、そのおもちゃが発売される。だから僕は毎度、新しいライトセーバーを買って劇場に駆けつけるんですけど、今回は買うべき物がなかった。当然、予告等で出てくるレイが意味深に持っている、あのライトセーバーのおもちゃが売られると思っていたのですが、いま現在、あのおもちゃはない。つまり商品化計画にも影響が出るぐらい、内容については秘密ということでしょうか?(もっとも映画公開と同時に、売り出すという可能性もありますが)

 また、気になるのは監督のJ・J・エイブラムス自身が、本作が『フォースの覚醒』から始まる新シリーズの3部作の完結作であると同時に、1977年(日本公開1978年)の『スター・ウォーズ』から続くスカイウォーカー家の物語の大団円と位置付けている、ということです。

 『フォースの覚醒』以前のスター・ウォーズは物語としては完結していますが、あえてそれ以前の中で語られていないのは、ダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーの“父親”は誰か? ということ。これが今度の『スカイウォーカーの夜明け』が明らかになるのか、です。そしてあえて言いますが、ハン・ソロは本当に死んだのか? というのも気になるところ。というのも『帝国の逆襲』でルークは傷つきながらも落下して助かっているし、もし『スカイウォーカーの夜明け』にパルパティーン(ダース・シディアス、銀河皇帝)が出るとしたら、彼も『ジェダイの復讐(帰還)』においてダース・ベイダーに投げ出され落下しています。

 つまり、“落下したキャラ”は、たいてい生きているのです。『ファントム・メナス』のダース・モールも落下しますが、彼はいまのところ生き返っていません。しかしダース・モールの場合、その直前に、胴体から真っ二つに斬られていて死んでいるという描写を“わざわざ”入れています。ハン・ソロも落下して『フォースの覚醒』から消えますが、完全に死んだという描写はないので、ひょっとしてと期待しています(笑)

 さて、気になるのは『スカイウォーカーの夜明け』以降、ディズニーは一旦スター・ウォーズ映画についてはひと段落するみたいなことを言っています。しかし『スカイウォーカーの夜明け』が超絶大ヒットして、またその内容が絶賛されれば、スター・ウォーズの新作映画がまた動き出す可能性もあります。

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