『まだ結婚できない男』阿部寛が夏川結衣について言及 まどかとの舌戦の行方はどうなる?
数日後、都合が悪くなり、舞台に行けなくなったまどかの代理として桑野が名乗りを上げ、結果図らずしも桑野と有希江2人のデートが実現することに。着席するなり桑野は舞台の歴史についてのウンチクを語り、帰りに立ち寄ったもんじゃ焼き屋でも作り方レクチャーを始める。見兼ねた有希江が途中でもんじゃの土手を崩し、「本当のもんじゃ焼きの楽しみ方」を実演。半信半疑で有希江を真似てみる桑野の表情に少しの驚きと感動が広がり、2人の距離も一気に近づいたようだった。
元々桑野に対して「変な人だけど悪い人ではない。優しいところもある」と好評価だった有希江は、2人での食事を楽しかったと振り返りまどかを驚かせる。
「そんな桑野さんと仮に結婚なんてしようものなら、掃除の仕方から何から何まで細かい注文が入るに違いない」とまどかはけしかけるが、有希江が一言「そんなの結婚してみないとわからないじゃない。決めつけるのは良くない」と一蹴する。さらに「わざわざ桑野さんとの舞台鑑賞がどうだったか確認しに来るなんて、余程気にしているのね」とまどかに対して微笑みかける。
次回遂に最終回。終わりを感じさせない淡々とした日常描写が続いていた本作だったが、最終話では桑野とまどかが法廷で争うことになる。桑野に家の設計を依頼してきた50代の男性が、離婚後に1人での生活を謳歌するための住まいを実現してほしいとのことだったが、妻に訴えられ泣く泣く工事を中断せざるを得ないと言う。妻によると「土地の所有権は自分にも帰属している」とのことで弁護士を立てて工事の差し止めを要求してきたというのだ。その妻の弁護を担当しているのがまさかのまさか、まどかだった。桑野とまどか、2人にとっても未知である“結婚”“離婚”“共生”“夫婦生活”などについてどんな議論が交わされるのか。何やらまどかにもいよいよ母親の事務所の承継問題も浮上しているようだが、強がってばかりの2人の意見に折り合いはつくのか。三角関係の結末にも乞うご期待!
■楳田 佳香
元出版社勤務。現在都内OL時々ライター業。三度の飯より映画・ドラマが好きで2018年の劇場鑑賞映画本数は96本。Twitter
■放送情報
『まだ結婚できない男』
カンテレ・フジテレビ系にて、毎週火曜21:00~21:54
出演:阿部寛、吉田羊、深川麻衣、塚本高史、咲妃みゆ、平祐奈、阿南敦子、奈緒、荒井敦史、小野寺ずる、美音、RED RICE、デビット伊東、不破万作、三浦理恵子、尾美としのり、稲森いずみ、草笛光子
脚本:尾崎将也
演出:三宅喜重(カンテレ)、小松隆志(MMJ)、植田尚(MMJ)
チーフプロデューサー:安藤和久(カンテレ)、東城祐司(MMJ)
プロデューサー:米田孝(カンテレ)、伊藤達哉(MMJ)、木曽貴美子(MMJ)
制作著作:カンテレ、MMJ(メディアミックス・ジャパン)
(c)カンテレ
公式サイト:https://www.ktv.jp/kekkondekinaiotoko/