マコチの急速なクズ男化を見逃している? 『モトカレマニア』高良健吾が生み出した憎めないキャラ

 脱・MKM同盟と言いながらもなかなかマコチ(高良健吾)への気持ちを断ち切れないユリカ(新木優子)の元に、モトカレマニア歴20年選手のさくら(山口紗弥加)が現れる。真のモトカレマニアの登場で物語はさらに急展開を迎えた。『モトカレマニア』(フジテレビ系)第3話では、ユリカとマコチがついに本音で対峙する姿が描かれる。

 バリキャリに生きると気持ちを切り替えるユリカだったが、仕事でパートナーになったのはまさかのマコチであった。出会った時と同じ先輩・後輩という立場に浮き足立つユリカだが、親友のひろ美(よしこ)は「難波ユリカとして向き合え」と喝を入れる。ユリカはそんな親友からの発破もあってか、ついにマコチに想いを伝える。

 「好き」と伝えたユリカは、ひろ美の言葉を思い出し、全力でマコチと向き合うことを決意。マコチに対して答えを出してほしいと、逃げずに伝えた。しかし、当のマコチは「ごめん、今は返事ができない」とあやふやな答えでごまかす。ユリカの恋は宙ぶらりん状態になってしまった。

 ユリカは、誕生日のハロウィン当日、突然さくらから食事に誘われ、憧れの作家であったさくらがマコチと同居していること、そして20年選手のモトカレマニアであることを聞いた。さくらはユリカに、小説のような恋愛に憧れてはいけないと釘を刺す。「幸せになれない」と自身の体験を交えて話すのであった。ユリカはその日の夜、家の前でマコチと会う。マコチはユリカの誕生日にプレゼントを渡し、それを喜ぶユリカに思わずキスをするのであった。

 喜ぶユリカの姿もつかの間、偶然目撃していたひろ美に関係を問われると、マコチは「付き合うとは言ってない」ときっぱり答える。そして「ごめん」と言って去ってしまうのであった。

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