タイカ・ワイティティ監督『ジョジョ・ラビット』来年1月公開 スカーレット・ヨハンソンも出演
『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティが監督・脚本・出演を務める最新作『ジョジョ・ラビット』が、2020年1月に日本公開されることが決定。あわせて特報映像と場面写真が公開された。
本作は、ワイティティ監督が、創立25周年を迎えるFOXサーチライト・ピクチャーズのもと、戦時下に生きる人々の生きる歓びと人生の真実を、ユーモアとともに描く人間ドラマ。第二次世界大戦下のドイツを舞台に、心優しい10歳の少年ジョジョは、空想上の友達のアドルフ・ヒトラーの助けを借りながら、青少年集団ヒトラーユーゲントで立派な兵士になろうと奮闘していた。しかし、ジョジョは訓練でウサギを殺すことができず、教官から“ジョジョ・ラビット”という不名誉なあだ名をつけられ、仲間たちからもからかわれてしまう。そんなある日、母親とふたりで暮らしていたジョジョは、家の片隅に隠された小さな部屋で、ユダヤ人の少女がこっそりと匿われていることに気付く。ジョジョの頼りとなるのは、ちょっぴり皮肉屋で口うるさいアドルフだけ。臆病なジョジョの生活は一体どうなってしまうのか。
主人公の少年ジョジョを、9歳で俳優になることを決心し、数多くのオーディションを経て本作で人生初のプロの仕事にして主演の座を獲得したローマン・グリフィン・デイビスが演じる。ジョジョの母親役をスカーレット・ヨハンソン、ジョジョの家に隠れていたユダヤ人の少女役をトーマサイン・マッケンジー、ヒトラーユーゲントの教官役をサム・ロックウェルがそれぞれ務める。ワイティティは監督、脚本に加え、ジョジョの空想上の友達であるアドルフ・ヒトラー役も担当する。
公開された特報映像では、ジョジョが友達と楽しそうに訓練に励む姿や、ロックウェル演じる横暴そうな教官が銃の腕前を自慢げに披露する姿、ヨハンソン演じる母親とジョジョがハグを交わす姿などが、サンダークラップ・ニューマンの1969年全英No.1ヒット曲「Something in the air」とともに描かれている。また、“臆病ウサギ(ジョジョ・ラビット)”とからかわれ落ち込むジョジョに対し、ワイティティ演じるアドルフ・ヒトラーが「悪口なら私も散々言われた。“狂人だ”、“あいつは俺たちを皆殺しにする”とね」と答える姿も映し出されている。
■公開情報
『ジョジョ・ラビット』
2020年1月全国公開
監督・脚本:タイカ・ワイティティ
出演:ローマン・グリフィン・デイビス、タイカ・ワイティティ、スカーレット・ヨハンソン、トーマサイン・マッケンジー、サム・ロックウェル、レベル・ウィルソンほか
配給:20世紀フォックス映画
(c)2019 Twentieth Century Fox
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