三浦春馬が逃げて、逃げて、逃げ続ける! 『TWO WEEKS』で描かれた「8年前」の出来事

『TWO WEEKS』「8年前」の出来事

 7月23日に放送された火曜ドラマ『TWO WEEKS』(カンテレ・フジテレビ系)第2話では、「8年前」の出来事を通じて結城(三浦春馬)と楓(芳根京子)、柴崎(高嶋政伸)らの関係が明らかとなり、息つく暇もない逃亡劇と猛スピードな展開が繰り広げられた。

 前週に放送された第1話で、結城は殺人の濡れ衣を着せられて逮捕された。結城には、8年前に別れた女性・すみれ(比嘉愛未)との間にはな(稲垣来泉)という娘がいる。白血病を患う娘のドナーとして、2週間後に骨髄移植手術を控えている結城は護送車が事故にあった直後に脱走した。第2話では、警察に何度追い詰められようとも必死に逃げ続ける結城の姿が描かれた。

 特に、結城がビルの屋上に追い込まれたシーンでは驚いた視聴者も多いことだろう。決死の覚悟でビルからビルへと飛び移った結城だが、手をすべらせて階下へと落ちてしまう。しかしビルの間に張られていたネットとゴミのおかげで命拾いをした結城。三浦の華麗なアクションと共に描かれる怒涛の展開にSNS上では「ハラハラする」「スリリングだ」と話題に。起き上がった結城が一言目に発した「映画かよ」という台詞も面白い。

 手に汗握る逃亡劇の合間で描かれる「8年前」の出来事にも注目だ。

 まず、すみれと交際していた頃の結城の台詞に驚く。結城は「子供ができたなんて、そんな奇跡みたいなこと」とすみれに話す。その声色からは、第1話で「子供を堕ろせ」と冷たく言い放った結城の姿は微塵も感じられない。すみれに「もう誰かを傷つけるようなことはしないで」と言われた結城は「約束する。この子に恥じない父親になる」と穏やかな表情ですみれを見つめていた。

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