吉岡里帆が『時効警察』に初参加! レギュラーキャスト続投で10月から新シリーズ放送開始

吉岡里帆が『時効警察』に初参加!

 12年ぶりの復活が発表されていたドラマ『時効警察』(テレビ朝日系)の放送が、今年10月からスタート。タイトルは『時効警察はじめました』に決定し、吉岡里帆ら出演者も明らかになった。

 本作は、2006年1月クールの金曜ナイトドラマ枠で放送され、翌年4月クールにもパート2『帰ってきた時効警察』として放送。“時効成立事件”にスポットを当てた、シュールな小ネタ満載の脱力系コメディーミステリーとして人気を得た。主人公・霧山修一朗を演じるのは、オダギリジョー。そして、時効捜査の“助手”・三日月しずか役は麻生久美子が続投する。

 さらに、温和な無秩序課長・熊本(岩松了)、無類のイタズラ好き・又来(ふせえり)、人生の99%が無表情なサネイエ(江口のりこ)ら時効管理課の面々、トレンチコート命の残念エース刑事・十文字疾風(豊原功補)&いい加減を極める先輩刑事・蜂須賀(緋田康人)、ちゃっかり鑑識官・諸沢(光石研)、そしてナレーターの由紀さおりも12年ぶりに再結集する。

 そして本作に初参加し、テレビドラマで本格コメディー及び刑事役初挑戦となるのが、吉岡里帆。「ガンバリマス!」が決めゼリフの“やたらとガンバル刑事課期待の新人”で、隙あらば霧山&三日月の“趣味の捜査”に首を突っ込んでいく彩雲真空(あやくも・まそら)を演じる。

 撮影はすでにスタートしており、『時効警察』のメイン監督・三木聡は、映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』にも出演した吉岡について、「若くてエネルギッシュな吉岡さんのテンション高めな芝居が時効警察に新しいテンションをもたらし、時効警察をよりパワーアップさせてくれていると思います」とコメント。なお、同作品では、吉岡は麻生と共演を果たしている。

 吉岡とオダギリは今回初共演となる。吉岡は、初参加ながらも共演者と馴染むのが早かったそうで、オダギリは「新しく加わることは、不安や心配も大きかったと思いますが、吉岡さんは見事に馴染んでいます。というより、既にみんなから愛されています。明るくて素直で人柄が良く、麻生さんは『こんな素敵な子供が欲しい』と、吉岡さんの家庭環境を聞き出したりしています。とにかく。時効警察は独特な現場ですが、吉岡さんなら何の心配もないと思います」と太鼓判を押している。

 さらに、12年ぶりにレギュラーキャスト陣と再会した感想については、「確かに12年が経っているのに、みんな何も変わっていませんでした。見た目も変わってないし、掛け合いも当時のまま。初日から何の違和感もなく、12年前の感覚に戻ることができました。ただ、みんな確実に体力は落ちています(笑)」と話している。

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吉岡里帆 コメント

『時効警察』出演が決まった感想

前2シリーズを、私も一視聴者として見ていたんです。皆さんがまた集まることがファンとしてうれしかったと同時に、自分もあの世界の中に入れるということで「ホントに!?」と思いました。

彩雲について

彩雲は刑事課の“期待の新人”で、いつも熱血。その一方で、会話の中にぶっ込み要素を持ってくる役割も担っているので、守備範囲が広いキャラなんです。昔からいる皆さんの絶妙な間やテンポを感じ取って、自分がその中でどんな役割を担うか考えるようにしています。

撮影現場で想像と違ったこと

もっと即興でツッコミやボケが飛び交っているのかなと思っていたんですけど、特に三木(聡)さんが脚本・監督を担当される回は、皆さんが台本にあるセリフを一語一句、絶対に変えることなく、すべて完璧に積み上げられた会話劇になっているんです。そこは意外でした! 『時効警察』は計算されたセリフが全部カチッとはまったときに絶妙な笑いが生まれる世界なので、私も大先輩の皆さんに身を任せながら、一生懸命ついていくよう心掛けています。ドラマでここまで本格的なコメディー作品は初めてですし、撮影はとても楽しいです! 笑いが絶えない現場で、毎日幸せです。

劇中でのチャレンジ

いろいろチャレンジできるので、楽しいです。実は今回、大先輩である麻生(久美子)さんにプロレス技をかけるという私的衝撃シーンもあるんです。すごくドキドキしました! しかも私、劇中でプロレスラーにまでなっちゃいます(笑)。かなり頑張っているので、ぜひ見ていただきたいです。

決めポーズについて

彩雲は、いつも意気込んで「ガンバリマス!」と意思表示をするたび、左腕を垂直に立てて、その肘の部分に右手を添える、ウルトラマンの逆のようなポーズを取るんです。これ、スタッフさんとの打ち合わせで「期待してるよ」と言っていただけたとき、私が無意識のうちにやっていたポーズで、本編でも使おうということになったんです(笑)。普段はこんなポーズを取ることがないんですけど、力が入っていたんだと思います。 なぜか、そのポーズを取っちゃったんです。

『時効警察』チームについて

麻生さんをはじめ、以前共演させていただいた方が多かったこともあって、すぐに受け入れていただけました。最初のリハーサルの翌日にも、初共演のオダギリ(ジョー)さんが「馴染むのが早かったね」とおっしゃってくださって、すごくうれしかったです。本当に皆さん、優しくて、面白くて、懐が広くて! 休み時間は、劇中さながらの会話が展開される一方で、皆さんが笑いの表現方法について、真剣に話し合ったりもされていて…。このバランス感覚は『時効警察』ならではだと思います。そんな現場がとても楽しいし、大好きです。

オダギリジョー、麻生久美子の印象

オダギリさんは、心の中でふつふつと燃える『時効警察』愛を感じます。誰よりも皆さんのことを見ていてくださって、とても頼もしい方!麻生さんはかわいくて、面白くて、無敵な人! オダギリさんとも話していたんですけど、麻生さんの周りでは面白いことがたくさん起こるんです。いつも広い心で接してくださるので、大好きです! そんな皆さんとの化学反応を楽しみながら、私も全力で彩雲を演じるようガンバリマス!

■放送情報
金曜ナイトドラマ『時効警察はじめました』
テレビ朝日系にて、10月スタート 毎週金曜23:15~深夜0:15放送(※一部地域を除く)
出演:オダギリジョー、麻生久美子、吉岡里帆、豊原功補、ふせえり、江口のりこ、緋田康人、光石研、岩松了
脚本・監督:三木聡ほか
ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:大江達樹(テレビ朝日)、遠田孝一(MMJ)、山本喜彦(MMJ)
制作:テレビ朝日、MMJ
(c)テレビ朝日

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