『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』インタビュー
岡田健史が明かす、ブレイク後の心境と自身の成長 「変化しない方が自分は怖い」
昨年、『中学聖日記』(TBS系)で鮮烈な俳優デビューを飾った岡田健史。出演後は公式Instagramの開設から、ファンミーティング開催、写真集の発売や、CM出演、雑誌への登場など話題にこと欠かさない日々が続いてる。
今回、岡田の俳優人生2作目となる『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』は岡田の故郷・福岡を題材にしたFBS開局50周年スペシャルドラマ。本作に向けての意気込みと、これまでの自身の変化について語ってもらった。(編集部)
「“やろうとする”のは、意味のある時間」
岡田健史(以下、岡田):まだ映像を観ていないんですけど、やり切ったというか、自分がやろうとしたことにちゃんと取り組めたと思います。楽しかったですし、完成を観るのがすごく楽しみです。
ーー今作を通して、成長できたと感じるところは?
岡田:今、世に出ている作品は『中学聖日記』しかありませんが、それにはなかった表情や自分への仕掛け方、セリフの出し方を“やろうとしたこと”が成長じゃないかなと。できた、できてないは別として、前回できなかったことや、もっとレベルアップしたいと思ったことを“やろうとする”のは、意味のある時間だと思います。
ーー前作とは、とくにどんな違いがありますか?
岡田:前回演じた男の子は口数が少なくて、表情で心情を表現することが多かったんです。でも、今回はいっぱい喋っています(笑)。京を演じて、自分でも「こんなところから声が出るんだ」と思いましたし、新たな表情もたくさんあると思います。
「技術と経験値がないです(笑)」
ーー福岡がテーマの作品ということで、おすすめの福岡グルメを教えてください。
岡田:ラーメンが一番好きです。あとはお刺身だったり海鮮系もおいしいので、上京してから「福岡は食べ物がおいしいし、住みやすいし、いいよね」っていう声をたくさん聞いて。自分の故郷をそういう風に言っていただけることを、すごく嬉しく思います。
ーーラーメンは、屋台ですか?
岡田:いえ、屋台ではないです。父もラーメンが好きなので、いろんなところに連れて行ってもらってるんですけど、2人で「ナンバーワンだよね」と話しているお店があります。
ーー教えられないですか?
岡田:そうですね(笑)。
ーーでは、やってみたい“福岡デートプラン”は?
岡田:朝はそんなに早起きしないで、ゆっくりとお昼に出発します。まず大好きなラーメン屋さんに連れて行って、その後は車でドライブ。沿岸部もいいんですけど、山岳地帯の内陸の方にも行きたいです。プランを決めるというよりは、一緒に「どこに行きたい?」とか「ここに行こうよ」とか「ここはダメだよ」とか話しながら、その過程も楽しみたい。車の中で、目的地に行くまで会話するのも楽しそうだなって、妄想しています(笑)。
ーーガチガチにプランを組むのではなく、雰囲気でドライブデートを楽しむ感じですね。
岡田:はい。まだ、ガチガチに組めるほどの技術と経験値がないです(笑)。
ーーなるほど(笑)。行ってみたいスポットはないですか?
岡田:野球しかやっていなかったので、福岡の中でも球場ぐらいしかわからなくて。しかも、プロ野球の球場ではなくてアマチュアの球場なので、行っても誰も野球していないっていう(笑)。でも、今回のドラマロケで行った水上公園には行きたいです! 中州とかは、行ったことがなくてもネオンが光っていたり、屋台があったりと想像ができるけど、水上公園は「こんなところあるんだ」と初めて知ることができたので、デートでも行ってみたいですね。