「週末映画館でこれ観よう!」今週の編集部オススメ映画は『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
MCU初登場となった『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で、トニー・スターク/アイアンマンにスカウトされ、突然ヒーロー同士の戦いに巻き込まれることになったピーター・パーカー/スパイダーマン。『ホームカミング』では、真のヒーローになろうとする気持ちが空回りしながらも、トニーに導かれヒーローとしての役割を学び、“親愛なる隣人”としての道を選択。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、トニーの力になろうと、アベンジャーズの一員として最凶の敵サノスに挑んだ。そして『エンドゲーム』では、トニーとの感動の再会もつかの間、悲しい別れを経験した。
トニー・スターク/アイアンマンがいなくなった後の世界が舞台の『ファー・フロム・ホーム』だが、彼の存在感は至るところで漂っている。それでもトニーはもういないのだ。「次のアイアンマン」「アベンジャーズの新リーダー」としての役割を求められるピーターは、高校生としての自分の生活を取るか、ヒーローとしての役割を全うするか、大きな選択を迫られる。そしてピーターがこの作品で経験する様々な出来事が、あらゆる面で彼を成長させていく。
本編終了後とエンドクレジット終了後のポストクレジットシーンには、2つの大きなサプライズが用意されている。ひとつは今後の『スパイダーマン』シリーズに関わるもの、そしてもうひとつはこの作品の評価に大きく関わってくるものだ。ここまでポストクレジットシーンが大きな意味を持つのは今回が初めてではないだろうか。大きな転換期を迎えたMCUだが、これからもまだまだ期待しかない。
■公開情報
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
全国公開中
監督:ジョン・ワッツ
脚本:クリス・マッケナ&エリック・ソマーズ
マーベル・コミック・ブック原作:スタン・リー、スティーヴ・ディッコ
製作:ケヴィン・ファイギ、エイミー・パスカル
出演:トム・ホランド、サミュエル・L・ジャクソン、ゼンデイヤ、コビー・スマルダーズ、ジョン・ファヴロー、J・B・スムーヴ、ジェイコブ・バタロン、マーティン・スター、マリサ・トメイ、ジェイク・ギレンホール
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト:http://www.spiderman-movie.jp/
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