中村倫也、「ホール・ニュー・ワールド」の歌声でオーディションを勝ち抜く 吹替版アラジン役に
6月7日公開の映画『アラジン』のプレミアム吹替版の主人公アラジン役を中村倫也、王女ジャスミン役を木下晴香が務めることが発表された。
本作は、人生を変えるチャンスを待つ貧しいアラジンと、自立した心と強い好奇心を持ち、自由に憧れる美しい王女ジャスミンによる、身分の違う2人の運命的な恋、そして、3つの願いを叶える魔法のランプを巡る壮大な冒険を描くエンターテインメント作品。
今回、一流の演技力と歌唱力を兼ね備えたキャストたちが、台詞だけではなく歌まで完全に吹き替える“プレミアム吹替版”が公開される。この“プレミアム吹替版”の吹き替えキャストとして、アニメーション版でも同役を演じた山寺宏一がジーニー役を務める。
オーディションを突破した中村と木下の起用のポイントとなったのは、演技力と歌唱力。そして最終的には、2人の「ホール・ニュー・ワールド」の歌声が決め手となったという。甘いアラジンの歌声と、初めての自由な旅を満喫するジャスミンの伸びやかな歌声がぴたりとはまっており、このシーンが象徴する2人の喜びと幸せを最大限表現していたことが、起用の最大の理由となった。
ジャスミン役に選ばれた木下は、「すごく嬉しいです。数あるディズニーの作品の中でも本当に大好きな作品の一つで、まだどこか信じられていない自分がいるのに、ここにいるこの状態…」と話し、『アラジン』のテーマとなる願いにかけて、「思い続ければ願いは叶う!」とコメントを寄せた。また、起用の決め手となったという「ホール・ニュー・ワールド」のシーンについて中村は、「自分が携わる仕事で、感じたことのない感動がありました。小さい頃から知っている名曲に自分が歌って吹き込んで完成版を観たとき、珍しく鳥肌が立ちましたね。アラジンはジャスミンを誘って一緒にいろんな世界を見て回ろうよという、優しさと強さ、ちょっとした強引さがありながら素敵な体験をさせてあげる…そういう幸せな気持ちやキラキラした感情がいっぱいのシーンになればいいなと思って吹替えをしました」と、特別な思いを語った。
■公開情報
『アラジン』
6月7日(金)全国公開
監督:ガイ・リッチー
脚本:ジョン・オーガスト、ガイ・リッチー
音楽:アラン・メンケン
出演:メナ・マスード、ナオミ・スコット、ウィル・スミス
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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