木村佳乃、遺産を狙う後妻業に身を投じる 高橋克典、木村多江ら共演ドラマ『後妻業』来年1月放送
2019年1月22日21時よりスタートするカンテレ・フジテレビ系火曜連続ドラマが、木村佳乃主演の『後妻業』に決定した。
本作は、小説『破門』で第151回直木三十五賞を受賞した黒川博行の同名小説を、初めて連続テレビドラマ化するもの。資産家の老人を狙って遺産相続目当ての結婚詐欺を行う“後妻業”を描く物語で、過去には大竹しのぶ主演で『後妻業の女』として映画化もされている。
今回、男をたぶらかすのが天才的な“後妻業”のエース・武内小夜子役で木村佳乃が主演を務めることが決定。なお本作の舞台が大阪ということもあり、木村佳乃自身も関西弁で悪女役に挑む。
また、木村佳乃を支えるキャストには、高橋克典、木村多江、伊原剛志らが決定。高橋が演じる柏木亨は、表の顔は結婚相談所「微祥」の経営者だが、実際は小夜子たちが行う「後妻業」の黒幕だ。金と女が大好きで、何人かの後妻業をなりわいとする女を抱え、計画に関与する元締めを演じる。
木村多江が演じるのは、父親が小夜子に「後妻業」のターゲットとされた娘の中瀬朋美。縁遠くなっていた父親が病院に運ばれ、駆け付けたところで初めて小夜子が父親の後妻となっていることを知らされる。小夜子に父親の遺産を全て奪われることを阻止するため動き始め、小夜子と舌戦やビンタ合戦を繰り広げる。
伊原が演じる本多芳則は、元大阪府警のマル暴刑事だったが、警察の情報をヤクザに流したことがばれ、退職し私立探偵をしている。大学のゼミの後輩である朋美から「後妻業」の調査依頼を受け、小夜子と柏木の秘密に迫り、2人を追い詰めていく。
木村佳乃 コメント
出演が決まった感想
これは大変だぞ!と思いました。どんな事になるか今はまだ想像もつきませんが、とにかく楽しみです。
共演者の印象
高橋克典さんは、初めてご一緒させていただきます。男らしく頼りになるイメージです。
木村多江さんは、静かな佇まいの中に、燃えるような情熱をもっていらっしゃる方だと思います。
伊原剛志さんとは、またご一緒できてとてもうれしく思います。関西弁の先生としても頼りにしています!
視聴者へメッセージ
とても面白い作品に出会う事ができました。観てくださるみなさんの期待を、いい意味で裏切っていきたいと思っています! 是非ご覧ください。
高橋克典 コメント
出演が決まった感想
久しぶりの“不良役”、楽しみです。
共演者の印象
皆さま、素敵な大人の女性、男性ばかりです。
視聴者へメッセージ
刺激的なストーリー展開とひとりひとりの魅力的な役の“ちょっとヤバイ世界”にハマって下さることを願います。
木村多江 コメント
出演が決まった感想
映画化もされている面白い作品でしたので、連ドラでどう表現されるのかワクワクしたと同時に、また新たなキャラクターへの不安と欲がわき起こりました。
共演者の印象
木村さんは天真爛漫でとにかく可愛らしいという印象です。高橋さんは、繊細で感性豊かな方。伊原さんはお目にかかったことがありませんが、おおらかなリーダー的な方という印象です。
視聴者へメッセージ
騙し騙され、滑稽な、思わずクスクス笑ってしまうバトルが繰り広げられます。人間たちの糸がもつれて行き、愛おしさがじわじわにじむ楽しいドラマです。是非ご覧ください!
伊原剛志 コメント
出演が決まった感想
すぐに『後妻業』の原作を読み「これは面白い!!」私の違った面を出せる大阪弁の役に凄く興味が湧きました。
共演者の印象
佳乃ちゃんとは何度か共演していますが、彼女の掴み所の無い感じの部分が、今回の彼女の役とぴったりだと思い、非常に楽しみにしています。
克典氏と、50歳半ばの男の色気を競演出来るのを楽しみにしています。
木村多江さんとは初めてご一緒しますが、ドキドキした関係を演じていければと思います。
視聴者へメッセージ
大人の色気、楽しさ、妖しさを、この後妻業で楽しんで頂ければ幸いです。久しぶりの連ドラ、ちょっと興奮しています。
■放送情報
『後妻業』
カンテレ・フジテレビ系にて、2019年1月22日(火)スタート 毎週火曜21:00〜放送
出演:木村佳乃、高橋克典、木村多江、伊原剛志
原作:『後妻業』 黒川博行(文藝春秋刊)
脚本:関えり香
演出:光野道夫(共テレ)、都築淳一(共テレ)、木村弥寿彦(カンテレ)
制作:カンテレ、共テレ
(c)関西テレビ