人気ロックバンドのメンバーも? 『シャークネード』シリーズのカメオ出演者を振り返る
『シャークネード』シリーズ最新作『シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX』のカメオ出演者情報と新場面写真が公開された。
『シャークネード』は、2013年に米Syfyチャンネルで放送され、サメを空から大量に降らすという発想や、チェーンソーでサメに立ち向かう主人公の破天荒さなどが特徴のシリーズ。全米放送時には387,000ツイートを記録するなど、SNS上で話題となった。
シリーズ最新作にして完結編となる本作の監督を務めるのは、これまでの『シャークネード』シリーズを手がけてきたアンソニー・C・フェランテ。過去作でフィンを演じてきたアイアン・ジーリング、エイプリル役のタラ・リードらが出演する。なお、シリーズ史上初めて劇場公開される本作は、体感型上映システム4DXで上映される。
映画『アリー/スター誕生』で女優としての活躍も目覚ましいレディー・ガガも本作のファンの1人で、『シャークネード』との出会いをTwitterに投稿して話題となった。それを知った監督やキャストたちがすぐさまラブコールを送ったが、残念ながら出演は叶わず。ほかにも「サメに殺される役なら出たい」と出演を熱望したものの諸事情で断念したダニエル・ラドクリフや、出演交渉が進んでいたもののオファー当時は大統領選を控えており、その影響を懸念してか破談となってしまったドナルド・トランプ大統領など、カメオ出演の噂が取り沙汰された著名人は数知れない。
シャークネードとの戦いの場を宇宙まで広げ、ファンの度肝を抜いた3作目『シャークネード エクストリーム・ミッション』に出演したのは、デヴィッド・ハッセルホフ。2作目放送時のCMに出演していた縁で本編にも登場することになったハッセルホフは、80年代に放送された人『ナイトライダー』に主演し、近年では『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』に本人役で出演。さらに、同作のオリジナル曲「ガーディアンズ・インフェルノ」のボーカルに起用され、MVにも出演するなど大フィーチャーされるなど話題を呼んだ。そんなハッセルホフは主人公フィンの父親役で出演し、宇宙飛行士として息子と共に宇宙でシャークネードと激闘を繰り広げた。続く4作目にも出演し、対シャークネード兵器を開発する技術者として再びフィンたちとともにシャークネードに立ち向かう姿を披露した。
シリーズ5作目『シャークネード ワールド・タイフーン』ではさらに豪華なカメオ出演が実現。その1人が『ファンタスティック・ビースト』シリーズのダン・フォグラー。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの旅』にも出演しているフォグラーは、本作には本人役で登場。シャークネードが迫る中、街頭インタビューに応える様子が劇中のテレビ番組で放送されている。そして作品のラストに登場し、ビッグサプライズでファンを喜ばせたのがドルフ・ラングレンだ。『ロッキー4/炎の友情』のイワン・ドラゴ役で注目を集め、以降アクション俳優として活躍を続けるラングレンは、未来からやってきたフィンの息子ギルが大人になった姿として登場する。シャークネードの元凶を絶つためにフィンと共に過去へと旅立つところでエンディングを迎えた前作からストーリーが続く新作では、ラングレンは引き続き出演しているのかも気になるところだ。
今回の『シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX』では、ジャクソン・ファミリーからラトーヤ・ジャクソンが出演。歴史上の偉人としてノリノリなコスプレ姿を披露する。さらに、来年1月に来日公演が決定しているロックバンド、オフスプリング(The Offspring)から、ボーカル/ギターのデクスター・ホーランドとギターのヌードルズも出演。実はシリーズ4作目に挿入歌としてオリジナル曲「Sharknado」を提供して以降、続く5、6作目にも楽曲を提供しているオフスプリング。シリーズ最終章にしてついに、代表曲の一つ「Come Out and Play」とともにカメオ出演を果たしている。
■公開情報
『シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX』
11月2日(金)ユナイテッド・シネマ、シネプレックスの4DX劇場にて全国ロードショー
監督:アンソニー・C・フェランテ
脚本:サンダー・レヴェン
制作:デヴィッド・マイケル・ラット
出演:アイアン・ジーリング、タラ・リード、キャシー・スケルボ、ヴィヴィカ・A・フォックスほか
提供:ニューセレクト、ジュピターエンタテイメント
配給:ムービープラス
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公式Twitter:@sharknado_1102