イモトアヤコのシリアスな演技が話題に 『下町ロケット』で見せた“女優”としての新たな顔

 島津は第1話のボウリング場での佃との出会いや、コンペのシーンから存在感を示していたが、第2話では佃に自身のモノづくりの原点を話すシーンがある。ユーザーの立場に立ってモノを作ること。立場や流儀は関係なく、いいものはいいと思える純粋な気持ち。島津を演じるイモトアヤコと言えば、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)を代表としたバラエティ番組のイメージが強く、2014年に放送された初主演ドラマ『最高のおもてなし』(日本テレビ系)もコメディ路線の作品だった。しかし、今回の島津は一般的な“イモトアヤコ”を脱却するようなシリアスなシーンが多く、天才エンジニアとして冷静で、柔和な表情を見せている。演出の福澤克雄とは『99年の愛~JAPANESE AMERICANS~』(TBS系)以来、8年ぶりのタッグ。ストーリー上、ギアゴーストの面々は暫く出演が続きそうなことからも、イモトの女優としての顔が世間に注目されるきっかけになりそうな気がする。

 第2話のラストでは、ケーマシナリーの弁護士で佃から“ヘビ野郎”と呼ばれる中川京一(池畑慎之介)が、内通者と思われる人物と会食する一幕が。ロケット契約、内部情報の流出……佃たちはさらなるピンチに立ち向かっていく。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

■放送情報
日曜劇場『下町ロケット』
TBS系にて、毎週日曜21:00~21:54放送
出演:阿部寛、土屋太鳳、竹内涼真、立川談春、安田顕、和田聰宏、今野浩喜、中本賢、谷田歩、朝倉あき、真矢ミキ、木下ほうか、恵俊彰、池畑慎之介、倍賞美津子ほか
原作:池井戸潤『下町ロケット ゴースト』(小学館刊)
脚本:丑尾健太郎
プロデューサー:伊與田英徳、峠田浩
演出:福澤克雄、田中健太
(c)TBS
公式サイト:http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/

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