榮倉奈々、初の歯科医師役に挑戦 高橋一生主演ドラマ『僕らは奇跡でできている』追加キャスト発表

 カンテレ・フジテレビ系の10月期火曜ドラマ『僕らは奇跡でできている』の追加キャストとして、榮倉奈々、要潤、児嶋一哉(アンジャッシュ)、田中泯、戸田恵子、小林薫の出演が発表された。

 高橋一生が民放ゴールデン・プライム帯の連続ドラマで初主演を務める本作は、生き物のフシギに目がない変わり者の大学講師・相河一輝の日常を描く人間ドラマ。今回、主演の高橋に続く6名のレギュラーキャスト陣が発表された。

 榮倉が演じるのは、歯科医師で一輝が通う歯科クリニックの院長・水本育実。容姿端麗で若くして院長を務める、まさに才色兼備で、周りからもうらやましがられるような人生のはずだが、真面目で頑張りすぎてしまうがゆえに正論を言い放ち、周囲からは冷ややかな目で見られてしまう“こじらせ気味”な一面も。一輝の担当医となるものの、話を聞かなかったり、診察時間を守らなかったりする一輝に腹を立て、「常識ってものがないんですか?」などときつく当たってしまう。しかし、一輝が時折発する物事の核心を突く一言に、次第に心を動かされていく。

 7年ぶりにフジテレビ系連続ドラマにレギュラー出演する榮倉は、本作で初の歯科医師役に挑戦。自身が演じる育実について、榮倉は「演じさせていただく水本育実は、人からうらやましがられるようなエリートではありますが、人との関係を築くことに不器用に見えました」と分析。さらに、「働く女性が多い現代で、共感してもらえる部分をたくさん持っているようにも思えました。凝り固まった心が高橋一生さん演じる相河一輝によって解かれていく姿を見たいと思いました。皆さまとの共演を今から楽しみにしています」と期待を覗かせた。

 要が演じるのは、一輝と同じ大学の研究室で働く准教授・樫野木聡。野心家で上昇志向が強い樫野木役に挑む要は、「主演が高橋さんということで、今一番輝いている俳優さんだと思うので、共演できる事を嬉しく思います。と同時に、同い年という事で、団結しやすいと思いますし、逆に刺激も与えられやすいと思いますので、今から非常に楽しみです」と、今月末に予定されているクランクインを心待ちにしている様子。自身が演じる樫野木については「軽くて、ズルくて、嫉妬深いやつで、とても演じがいがあると感じています」と話した上で、「暑い夏を終え、心身共に疲れた日々に、少しでもその疲れを癒す事の出来る作品になれるように頑張ります」とメッセージを寄せた。

 アンジャッシュの児嶋は、一輝の同僚講師でアリを専門に研究する、沼袋順平を演じる。沼袋は、研究室で何十匹ものアリを飼育、観察しており、すべてのアリを識別できるという、まさに“アリおたく”。同僚である一輝や、准教授の樫野木とは常に一定の距離を保っているが、研究室では異彩を放っているという役どころだ。出演にあたり児嶋は「このお話をいただいたとき、“母親が喜ぶぞー”と思いました! 僕が演じる沼袋は、“気持ち悪い奴”という印象で、演じるのが楽しみです! とにかく高橋一生さんが出ているので、間違いないです! みんな見てねー!」とコメント。

 田中が演じるのは、一輝の祖父であり陶芸家の相河義高。幼い頃から一輝の面倒を見てきた人物で、一輝にとって一番の理解者である一方、一輝にある事実を打ち明けられずにいる。そんな一輝の家に住み込みで働く家政婦・山田妙子役を戸田が務める。出演にあたり戸田は、「高橋一生さんとの初共演がとても楽しみです。私が演じる山田妙子は、得体のしれない、でもきっと面白くて、良い人。皆さまに元気になっていただけるような、そして何か新感覚なドラマになる予感がしています」と期待を寄せる。また、動物学の権威で一輝が勤める大学の学部長・鮫島瞬役を小林が務める。

 なお、今回出演が発表された6名のうち、榮倉、要、児嶋、田中、戸田の5名は主演の高橋とは初共演となる。

■放送情報
『僕らは奇跡でできている』
カンテレ・フジテレビ系にて10月スタート 毎週火曜21:00~21:54 ※初回放送日未定
出演:高橋一生、榮倉奈々、要潤、児嶋一哉、田中泯、戸田恵子、小林薫
脚本:橋部敦子
音楽:兼松衆、田渕夏海、中村巴奈重、櫻井美希
演出:河野圭太(共同テレビ)、星野和成(メディアミックス・ジャパン)
プロデューサー:豊福陽子(カンテレ) 、千葉行利(ケイファクトリー)、宮川晶(ケイファクトリー)
制作協力:ケイファクトリー
制作著作:カンテレ
(c)関西テレビ
公式サイト:https://www.ktv.jp/bokura/index.html
公式Twitter:@bokura_ktv

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