偉大なる“太陽王”の豪奢で陳腐な死 ジャン=ピエール・レオ主演『ルイ14世の死』5月公開
アルベルト・セラ監督×ジャン=ピエール・レオ主演『ルイ14世の死』が、シアター・イメージフォーラムを皮切りに5月より全国順次公開されることが決定。あわせてメインビジュアルと場面写真が公開された。
本作は、古典や歴史上の著名な人物を題材にしながら、躊躇ない現代性で、誰も見たことのない映画を創造し続けている、『騎士の名誉』『私の死の物語』のアルベルト・セラ監督の長編劇映画4作目。“太陽王”と呼ばれ、豪奢を尽くしてヴェルサイユ宮殿をつくったフランスの王ルイ14世を、『大人は判ってくれない』のジャン=ピエール・レオが演じる。
ルイ14世の死の床の数週間だけに焦点をあて、宮廷の生活をつぶさに記録したサン=シモン公の『回想録』と廷臣ダンジョーの『覚え書,別名ルイ14世宮廷日誌』をもとに、死にゆく王とその周りの医師や側近を、仔細にドラマチックなクライマックスを排除し描き出す。
公開されたメインビジュアルは、病床に伏せるルイ14世の姿とともに、「偉大なる”太陽王”の豪奢で陳腐な死」とコピーが添えられている。
■公開情報
『ルイ14世の死』
5月、シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
監督:アルベルト・セラ
出演:ジャン=ピエール・レオ、パトリック・ダスマサオ、マルク・スジーニ、イレーヌ・シルヴァーニ
配給:ムヴィオラ
原題:La Mort de Louis XIV/2016年/115分/フランス・ポルトガル・スペイン/フランス語
(c)CAPRICCI FILMS,ROSA FILMES,ANDERCRAUN FILMS,BOBI LUX 2016
公式サイト:www.moviola.jp/louis14