堺雅人と高畑充希が夫婦役に! 山崎貴監督最新作『DESTINY 鎌倉ものがたり』12月公開へ

 堺雅人が主演を務める、山崎貴監督最新作『DESTINY 鎌倉ものがたり』が、12月9日に公開されることが決定した。

 

 

 本作は、『三丁目の夕日』で知られる西岸良平氏のベストセラー小説『鎌倉ものがたり』が原作のファンタジー。『ALWAYS 三丁目の夕日』『永遠の0』『海賊と呼ばれた男』の山崎貴監督がメガホンを取り、主演の堺をはじめ、高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、國村隼、薬師丸ひろ子、三浦友和、中村玉緒らが出演する。

 古都・鎌倉を舞台とし、ミステリー作家・一色正和のもとに年の若い亜紀子が嫁いだことによって、幽霊や物の怪による様々な怪奇現象を巡り、静かだった正和の生活が大きく変わっていくという物語。あわせて公開された写真には、一色正和役の堺とその妻・亜紀子役の高畑、夫婦役の2人の仲睦まじい様子が収められている。

堺雅人 コメント

『真田丸』以来、一年半ぶりの撮影初日だったので、今日は新鮮な気持ちで臨みました。
いただいた台本を読んだ時、作品世界のあまりの豊かさに、なかなか全貌がつかめませんでした。
現場で監督の指示をよく聞いて、完成した映像を楽しみにしたいと思います。
今日一日撮影してみて、僕の演じる一色は、佇まい、熱中するところ、物腰の柔らかいところ、でも頑固なところなど、
山崎監督によく似ているなと思いました。これからの演技の参考にします。
素晴らしいキャスト、スタッフと共に、僕たちなりの「鎌倉」をつくっていければと思っています。どうぞご期待ください。

高畑充希 コメント

原作の中で、亜紀子が小学生に間違われるというエピソードがあるのですが、
私自身も20歳を越えてから小学生みたいだとからかわれたことがあり、亜紀子さんと通づるものを感じています。
そして、そんなチャーミングな役をいただけたことをとても嬉しく思っています。
テンポのよい掛け合いが多いので、先輩の役者さんたちとお芝居が出来ることにワクワクし、とても楽しみです。
『とと姉ちゃん』以来、1年半ぶりのクランクインだったのですごく緊張しましたが、全力でタックルしても受け止めてくれそうな堺さんの包容力に、いつしかすっかり安心しきってしまいました。

山崎貴(監督・脚本・VFX) コメント

西岸先生のもう一つの代表作である『鎌倉ものがたり』を映画化できることをとても喜んでいます。
この作品にはたくさんの魔物や幻想的な風景を登場させるつもりです。
そんな世界をまるで原作から抜け出して来たような堺さん、高畑さんの二人と一緒に心ゆくまで旅をしてこようと思っています。そしてその中で"本当に大切なもの"についての物語を紡いでいこうと思っています。乞うご期待!!

阿部秀司(エグゼクティブプロデューサー) コメント

『鎌倉ものがたり』の映像化に向けて動き出したのは、2011年。
ちょうど『ALWAYS 三丁目の夕日'64』を撮影していた頃でした。
昭和とファンタジー、異なる題材ですが、
両作に共通しているのは、日本人が普遍的に持っている“懐かしさ”と“町と人の温かみ”だと思っています。
今、日本人が待ち望んでいる、この“懐かしさ”をお届けしたいと思っています。
昭和の街並みを完全再現した『ALWAYS 三丁目の夕日』から、
本作では誰も見たことのないはずなのに、懐かしい日本人の心に残る鎌倉の世界を山崎貴が描き出します。
ファンタジー、ミステリー、アドベンチャー、ラブストーリー、そして感動、エンターテインメントの最高峰になると思います。
今から完成が待ち遠しいです。ご期待ください。

■公開情報
『DESTINY 鎌倉ものがたり』
12月9日(土)全国東宝系にて公開
監督・脚本:山崎貴
原作:西岸良平『鎌倉ものがたり』(双葉社『月刊まんがタウン』連載)
出演:堺雅人、高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、國村隼、薬師丸ひろ子、三浦友和、中村玉緒
(c)2017「DESTINY 鎌倉ものがたり」製作委員会

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