『神様メール』、カトリーヌ・ドヌーヴと恋に落ちた“ゴリラ”のインタビュー映像公開
本日5月27日より公開された『神様メール』より、ゴリラのインタビュー映像が公開された。
本作は、『トト・ザ・ヒーロー』『ミスター・ノーバディ』のジャコ・ヴァン・ドルマル監督によるコメディ映画。父親である神様のパソコンから人々に余命を知らせるメールを送ってしまった10歳の娘エアが、大パニックに陥った世界を救う旅に出る模様を描く。キャストには、『サンドラの週末』のピリ・グロワーヌ、『シェルブールの雨傘』のカトリーヌ・ドヌーヴ、『ココ・アヴァン・シャネル』のプノワ・ボールヴールド、『エール!』のフランソワ・ダミアン、『ミックマック』のヨランド・モローらが名を連ねる。
このたび公開されたのは、劇中でカトリーヌ・ドヌーヴと禁断の恋に落ちるゴリラのインタビュー映像。KIKOという名前のこのゴリラは、「ルワンダのジャングルにいたある日、神様から驚くべきことを言われた。『ジャコ・ヴァン・ドルマル監督』の映画に出よ! 気付けば、カトリーヌ・ドヌーヴとルクセンブルクに来ていた」と、出演の経緯を明かす。
さらに、「振付師ミシェルと一緒に仕事ができてラッキーだった。真実味のある動き方を考えてくれた。疲れたが、この経験は忘れない」と、撮影の様子を振り返っている。
ドルマル監督は、ゴリラの起用について「夫と冷めた関係の寂しい主婦が余命を宣告され、それをどう乗り越えられるのかを見つけようとした。そこで、ゴリラと禁断の恋に落ちる展開を思いついた」と振り返り、「実は、二人のスペイン人たちによってゴリラは等身大に作られた。ゴリラの中にはマドリードから来た人が入っていたが、私はスペイン語が分からないため、カトリーヌ・ドヌーヴが現場で通訳をしてくれた」と、知られざる撮影エピソードを披露。
また、友人の経験がもとで“ゴリラ”にしたと言い、「友人の知っているフランスの歌手がベルギーで公演をする際、ペットのチンパンジーを連れてきたんだが、ホテルに泊められず、その友人の家に2週間預かったそうだ。ただ、チンパンジーがものすごく攻撃的になったそうで、一緒に暮らした2週間は、人生で最もクレイジーな時間だったと言っていたよ(笑)」とコメントしている。
■公開情報
『神様メール』
5月27日(金)、TOHOシネマズ シャンテほかにてロードショー
監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
脚本:ジャコ・ヴァン・ドルマル、トーマス・グンズィグ
出演:ピリ・グロワーヌ、カトリーヌ・ドヌーヴ、ブノワ・ポールヴールド、フランソワ・ダミアン、ヨランド・モロー
配給:アスミック・エース
2015年/フランス、ベルギー、ルクセンブルク/カラー/115分/スコープサイズ/5.1ch サラウンド/フランス語/PG12
(c)2015 - Terra Incognita Films/Climax Films/Apres le deluge/Juliette Films Caviar/ORANGE STUDIO/VOO et Be tv/RTBF/Wallimage
公式サイト:https://www.asmik-ace.co.jp/lineup/1119