押井守監督作『ガルム・ウォーズ』、異世界に立つ主人公“カラ”のビジュアル公開
押井守最新作『ガルム・ウォーズ』より、主人公“カラ”の姿を捉えたビジュアルが公開された。
本作は、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『東京無国籍少女』の押井守が、全編をカナダで撮影した異世界ファンタジー。主人公のカラ役に新人女優メラニー・サンピエーを据え、プロデューサーとしてスタジオジブリの鈴木敏夫が参加している。
メラニー・サンピエールが演じるどこか不安げで揺らぎのある女戦士・カラは、これまで圧倒的に強い女性像を好んで描いてきた押井監督の作品では異色のキャラクターだ。モントリオールで行われたオーディションを経て主役に抜擢された彼女は、押井監督のアニメの大ファンであり、半ばコスプレのように「素子(『攻殻機動隊』シリーズの主人公)」の格好でオーディションへ参加。カメラのレンズを通して見たときに感じた、被写体としての強い存在感が抜擢の理由だという。
公開されたビジュアルには、目をクローズアップした写真をはじめ、異世界の様子が分かる風景をバックに、様々な表情を見せるカラの姿が6パターン収められている。
■公開情報
『ガルム・ウォーズ』
5月20日(金)全国ロードショー
原作・脚本・監督:押井守
日本語版プロデューサー:鈴木敏夫
出演/声の出演:メラニー・サンピエール/朴璐美、ランス・ヘンリクセン/壤晴彦、ケヴィン・デュランド/星野貴紀
音楽:川井憲次
協力:スタジオジブリ
制作:Production I.G
製作:バンダイナムコエンターテインメント Production I.G
配給:東宝映像事業部
(c)I.G Films
公式サイト:garmwars-movie.com