『きみといた2日間』 ヒロイン役、A・ティプトンのインタビュー映像を公開
ネット恋活から始まるラブストーリー『きみといた2日間』でヒロイン役を務めるアナリー・ティプトンのインタビュー映像が公開された。
本作で、クリスマスを目前に彼氏にフラれ傷心の20代女子・メーガンを演じるアナリー・ティプトンは、『ラブ・アゲイン』で長編映画デビューを果たし、2012年の米フォーブス誌「30歳未満の影響力のある30人」に選出された経歴を持つ。共演は第87回アカデミー賞3部門受賞作『セッション』で主人公を熱演した、マイルズ・テラー。メーガンがネット恋活を通じて知り合う男子アレックを演じている。監督を務めたマックス・ニコルズは、『卒業』などを手がけたマイク・ニコルズの息子で、本作が初の長編監督作品となる。
アナリー・ティプトン インタビュー
本作の脚本の第一印象はいかがでしたか?
今までにいろんな脚本を読んだわ。女性が主役のコメディーをね。その中でもこの『きみといた2日間』はウィットに富んだロマンチックコメディーだったの。今回私が演じるヒロイン、メーガンは強くて頭がいいけどダメなところもある。だから、演じがいがあると思ったわ。
『きみといた2日間』はどんな作品ですか?
主人公のメーガンは家で何もせずにゴロゴロしていたらジェシカ・ゾー演じる親友ファイザが‘恋活サイト’へ登録することを勧めるの。そして、そのサイトで一夜限りのつもりで相手を探して楽しむけど、翌朝になって相手がイヤな男(マイルズ・テラー演じるアレック)だと気づき激しい言い争いになる。なのに、猛吹雪で彼の部屋から出られなくなるのよ(笑)。そして2人で部屋に閉じこめられて互いを知っていく。全くの見知らぬ者同士がね。
‘メーガン’というキャラクターについて?
男女の役割を再定義するのは難しいけどメーガンが誰かのお手本になることを願うわ。彼女は自信たっぷりなフリをしてるけれど本当は違う。うまくいくかどうか自信はないの。思い切ってリスクを冒して最後には報われる。勇気を出して、恋をして人間関係を築くのよ。そのプロセスを経て新たに手にするの。以前には無かった強さをね。映画の冒頭のメーガンは、悲しいくらい惨めな状態よ。人生設計があったけど、それは失敗に終わってしまうの。大学を卒業したら引っ越して、婚約者と暮らすというのがメーガンの計画だった。でも婚約者は、他の相手を選んだの。メーガン以外の女性をね。だから、映画序盤のメーガンは人生の進路に迷っているの。
マイルズ・テラーとの共演はいかがでしたか?
マイルズ・テラーはエネルギーの塊よ!私は、かなり地味な人間なの。現場でも静かよ。だから、真逆な彼との共演はいいことだったと思うわ。正反対だからこそ現場が盛り上がる。私は隅で読書をしがちだけど、マイルズは真ん中で踊っている。だからエネルギーのバランスがよかったわ。
ネット恋活から始まるラブストーリー『きみといた2日間』は新宿武蔵野館ほかにて現在公開中。
◼︎公開情報
『きみといた2日間』
公開中
監督:マックス・ニコルズ
出演:マイルズ・テラー、アナリー・ティプトン、ジェシカ・ゾー、スコット・メスカディ(キッド・カディ)
脚本:マーク・ハマー
製作: ルーベン・フライシャー
配給・宣伝:ファインフィルムズ
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