中国で『M:i5』が2D映画として過去最高の興行収益を達成 『インターステラー』以来の新記録に

 中国における『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の興行収益が、2Dハリウッド映画では最も高い1億2,400万ドルを記録した。2014年に上映された『インターステラー』の1億2,200万ドル以来の新記録となった。『DEADLINE』など、複数の米国メディアが報じている。

 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は、米国、韓国、英国、メキシコ、オーストラリア、スペイン、ロシア、アルゼンチン、フランス、ブラジル、イタリアなど、世界各国で上映され、軒並みヒットを記録している。

 中国では3D映画が、中国人の嗜好に合っているほか、チケットも割高で、3D映画の上映が可能な映画館も増えているため、高い収益に繋がる傾向があるが、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は2Dにもかかわらず大ヒットした形だ。ちなみに中国で最もヒットしたのは、中国3D映画の『Monster Hunt』(原題)で、3億8,500万ドルを記録している。

 また、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』も初日の興行収入が2,740万ドルを突破するなど、大ヒットを記録したが、こうしたヒットの背景には、外国映画の上映規制(通称「サマー・ブラックアウト」)の反動があるとも見られている。

(文=リアルサウンド編集部)

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