『海が走るエンドロール』京都アニメーション制作で映画化決定

 たらちねジョンによる漫画『海が走るエンドロール』が、京都アニメーション制作によってアニメーション映画化されることが決定した。

 本作は、秋田書店「月刊ミステリーボニータ」で連載され、累計発行部数130万部を突破した漫画作品。宝島社「このマンガがすごい!2022」オンナ編第1位、「マンガ大賞2022」第9位に選出されるなど高い評価を受け、原作は2025年12月号で最終回を迎えた。最終第9巻は5月15日に発売される。

 物語は、海(カイ)という映像専攻の美大生との出会いをきっかけに、「映画を“作りたい”側の人間」であると自覚した65歳の茅野うみ子を主人公に、創作と向き合う姿を描く。

 あわせて公開された超特報・アニメーション映画化決定ビジュアルでは、朝焼けの海辺で服が汚れることも厭わず、海に向かいカメラを構えるうみ子の姿が描かれている。「どうか 荷物は軽く 進む海が豊かで美しく 風に恵まれ 前へ 前へ 進めますように」というナレーションとともに、ひたむきに創作へ打ち込む姿が切り取られている。

アニメーション映画『海が走るエンドロール』超特報

 監督を務める石立太一は京都アニメーション所属のアニメーション監督・演出家・アニメーターで、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のほか、2025年放送のTVアニメ『CITY THE ANIMATION』などを手掛けている。

■コメント

石立太一(監督)
劇場アニメーション作品『海が走るエンドロール』監督を務めさせて頂きます。
京都アニメーションの石立太一と申します。
原作は漫画作品で、初めてその本を読んだ時の「なんて優しい作品なんだろう」という読後感を、アニメーション作品にするにあたって、観てくださった方がより強くそれを感じられるような作品にしたいと思いました。
今作は、齢65歳の女性が初めて映画制作にチャレンジするというお話です。
つまり、主人公が「創作」に向き合うというお話です。
創作するという事は、その創作を通して自分自身と向き合う事だとも言えると思います。
創作を通して、自分自身は何を伝えたいのか、表現したいのか、満足出来るのか…などなど、自己や他者を巻き込んで、そもそも自分とは?という問いに向き合う事だと思います。この自分と向き合うという行為は決して映画制作という題材に限らず、何かをチャレンジしている人全員に当てはまる事でもあると思います。
ただ、そうやって必死に向き合う人の努力と魂を、そしてその誇らしさや尊さを感じてもらえるような「優しい作品」になるように、自分自身、精一杯、力の限り、創作に向き合いたいと思います。
本作が公開されました暁には、是非とも劇場にてご覧いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

たらちねジョン(原作)
最終巻発売に合わせての重大発表です。
京都アニメーションさん制作でアニメーション映画化決定しました!
夢みたいです。京都アニメーションさんの作品を夢中で観ていた学生の自分に教えても信じてくれないと思います。
超特報映像も観ていただけたでしょうか?
うみ子の憧れたスクリーンに彼女自身が映し出されることに感慨深くなります。
どうぞよろしくお願いいたします。

■作品情報
アニメーション映画『海が走るエンドロール』
原作:たらちねジョン『海が走るエンドロール』(秋田書店「ボニータ・コミックス」刊)
監督:石立太一
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:海が走るエンドロール製作委員会
配給:松竹
2027年公開
©たらちねジョン(秋田書店)/海が走るエンドロール製作委員会

■書誌情報
『海が走るエンドロール』第9巻
著者:たらちねジョン
価格:880円(税込)
発売日:5月15日
出版社:秋田書店
©たらちねジョン(秋田書店)2021

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