大滝瓶太、初のSF作品集『花ざかりの方程式』刊行へ 池澤春菜ら推薦

 大滝瓶太(おおたき びんた)初のSF作品集『花ざかりの方程式』(河出書房新社)が2026年3月12日に発売される。

 2023年に『その謎を解いてはいけない』(実業之日本社)で単著デビューを果たし、共著SF作品集『異常論文』(早川書房)や『理系の読み方』(誠文堂新光社)も話題を呼ぶなど、ミステリ・SF・純文学界から注目を集める新鋭作家・大滝瓶太。

 「S-Fマガジン」に掲載された表題作をはじめ、各文芸誌に掲載され、読者・作家・編集者から数々の熱烈な讃辞を受けた作品群を、このたび著者初のSF短編集『花ざかりの方程式』として河出書房新社より刊行決定。

 『花ざかりの方程式』の9つの物語の中心に据えられるのは、たとえば少しいびつな家族の歴史や、将来のあり方に悩む若者の姿、孤独を抱えて遍歴する人間の生涯といった、きわめて「個人的な物語」だという。

 本書の刊行決定に際し池澤春菜(作家・声優)は「世界は、/気づかれないまま何度も計算されている/この物語もまた、そのひとつだ」、齋藤明里(女優・読書YouTube「ほんタメ」MC)は「全ての物事は、どこかの時間で、どこかの世界で、/繋がっているのかもしれない」と推薦コメントを寄せている。

 また本書には『らんま1/2』EDアニメーション・WIREDの漫画連載など、イラスト・アニメーション・コミックで活躍する北村みなみによるカバーイラストのポストカードが初回出荷限定で封入される。

■著者プロフィール
大滝瓶太
作家。1986年生まれ。兵庫県淡路市出身。
2018年、第1回阿波しらさぎ文学賞を受賞。同年、『たべるのがおそい』(書肆侃侃房)で短編「誘い笑い」が掲載されデビュー。以後、純文学やSFを中心に文芸誌で小説を発表し、2023年に長編ミステリ『その謎を解いてはいけない』(実業之日本社)を刊行。
また文芸批評も精力的に行なっており、独自のバックグラウンドを活かした読書エッセイ『理系の読み方』(誠文堂新光社)が高く評価されている。

■書誌情報
『花ざかりの方程式』
著者:大滝瓶太
価格:2,090円(税込)
発売日:2026年3月12日
出版社:河出書房新社

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