宮崎夏次系、最新作『もじるひと』 名作をオマージュした短編を多数収録

 宮崎夏次系『もじるひと』(早川書房)が2026年2月18日に発売された。

 2009年に「第56回ちばてつや賞」準入選を果たしデビューした漫画家・宮崎夏次系。『変身のニュース』(講談社)が「第17回文化庁メディア芸術祭」推薦作に選出されたほか、『僕は問題ありません』(講談社)は「第1回あゆみCOMIC大賞」を受賞し、漫画賞「俺マンガ大賞」「このマンガがすごい!」にもランクイン。『カッパのカーティと祟りどもの愛』(マガジンハウス)は25年8月に【ダ・ヴィンチ編集部が選ぶ「今月のプラチナ本」】にも選ばれた。また『ユリイカ』2025年12月号(青土社)では宮崎夏次系大特集が組まれている。

 そんな宮崎夏次系の最新刊となる本書はいわば“オマージュ・コミック短篇集”。幼少期より文字が古文書風にしか書けない少女が孤立を深め、悲喜こもごもの数奇な運命・出逢いそして別れを経て成長する姿を活写した「武士よさらば」をはじめ、「羅生メン」「アンナか、レニーナ」「ナミ風立ちぬ」「小津の魔法使い」といった、どこか馴染み深い作品の面影を感じるような短編が収録される。

 本書に対して早川書房公式X(@Hayakawashobo)は「(略)第1話「武士よさらば」は〔幼少期に古文書的な文字を書く天才少女が10年後――誰も読めないその文字が原因で、学校で孤立する。だが運命的な出逢いが……一切の無駄のない12ページで送る、時空を超えた感動作〕です」と紹介している。

早川書房公式 X(@Hayakawashobo)より

■書誌情報
『もじるひと』
著者:宮崎夏次系
価格:900円
発売日:2026年2月18日
出版社:早川書房

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