『ONE PIECE』黒ひげ、衝撃の事実が判明! SNSでは人気キャラとの兄弟説も浮上
■ティーチとバギーは兄弟だった?
まだまだ謎の多いティーチだが、今回明かされた情報によって、その行動原理の一端が浮かび上がってきたようにも思われる。
ティーチは第1080話にて、海賊島ハチノスを世界政府に認められた国家にして、自分がその国王になるという目的を語っていた。しかしその野望の全体像は、いまだ明らかになっていない。
そこで考えられるのが、「ロックスの意志を継ごうとしている」という可能性だ。生前のロックスは「世界の王」になることを目指していたため、ティーチもゆくゆくは世界政府の支配を打ち破り、絶対的な王として君臨することを夢見ているのではないだろうか。
だとすると海賊島ハチノスを国家として承認させることはあくまで手段にすぎず、国王として聖地マリージョアで開催される世界会議(レヴェリー)に出席し、世界の最高権力者であるイム様や五老星に接触することが真の狙いなのかもしれない。
また今回のエピソードでは、もう1つ別の説も考察されている。それは「バギーもロックスの息子」だという説だ。というのもロックスの顔は左右で人相が大きく違っており、右半分はティーチの面影があるものの、左半分はバギーに似ている。
そもそもバギーについては、赤ん坊のころ宝箱に入っていたところをゴッドバレー事件でロジャー海賊団に拾われたという過去をもつ。何らかの理由でロックスの子どもが宝箱に入って生き延びたと考えれば、ごく自然な成り行きだろう。
もしこの説が正しければ、奇しくも現在の四皇のうち2人がロックスの息子ということになる。“伝説の海賊”の血筋は、今後の物語に大きく関わってくることになりそうだ。