そんな殿堂入りメンバーにはいくら投票しても無効になるのだが、今回すでに殿堂入りを果たしている松村北斗への投票を呼びかける声が目立っていた。そこには『NOW』部門、『NEXT』部門に続いて『ADULT』部門でも首位を獲得して、史上初となる三冠を目指そうという願いがあった。『ADULT』部門への投票対象はは2025年7月23日時点で30歳以上という年齢制限がある。松村は今年6月18日に30歳になるということで、『ADULT』部門への初挑戦となるのだ。

　しかし、『ADULT』部門の1位を狙うライバルはすぐ近くにいた。それが、松村と同じSixTONESの京本大我だ。京本は昨年12月3日に30歳を迎え、2024年下半期ランキングから『ADULT』部門にランクイン。山田涼介、綾野剛に続いて3位に輝いていたことからも、十分に1位を狙えるポジションにいる。果たして、誰が『ADULT』部門を制するのか目が離せない。

　加えて、注目ポイントとして『NEXT』部門で殿堂入りを果たしている道枝駿佑の周囲も活気づいている。道枝ファンは、今回『NOW』部門でのトップを目指して熱心に呼びかけをしていたのだ。道枝は直近の2024年下半期のランキングでは、佐藤勝利、萩原利久、高橋文哉に次いで4位に。2024年上半期では5位だったことを踏まえると、着実に順位を伸ばしてきた印象だ。今回コツコツと続けてきた努力が実を結ぶところを見たいものだ。

　また『NEXT』部門では、 浜川路己を推す声がひときわ際立っていた。浜川は『タイプロ』こと『timelesz project‐AUDITION‐』（Netflix）でファイナリストになった実力者だ。候補生の中でも圧倒的センターとしてオーラを放ち、途中経過では1位を獲得。timelesz入り間違いなしと思われていただけに、意外な最終結果に多くの視聴者がざわついた。そんな浜川が5月8日、同じく『タイプロ』で人気を集めた本多大夢とユニット「ROIROM」を結成したことを発表し、ファンの間で歓喜の声が上がったばかり。外見はもちろん、その人間性もオーディション番組を通じて十分に伝わっている今、トップに立つ浜川を見られるのではないかと期待が高まる。

　「ファンは推しの鏡」なんて言葉があるが、推しを輝かせようというファンたちの生き様もまた尊い。そのエネルギーはきっと推しのエネルギーにもなっていることだろう。様々なドラマを生み出してきた『ViVi国宝級イケメンランキング』。2025年上半期の結果発表が待ち遠しい。