【重版情報】「青弓社ライブラリー」のロングセラー『ロックミュージックの社会学』が8刷へ

 2001年8月の刊行以来、ロングセラーとなっている『ロックミュージックの社会学』(青弓社)が8刷となることがわかった。

 誕生から35年をへて錯綜するロック・イメージを、支配圏・中央圏を否定する「アウトサイド」指標、純粋芸術に挑戦し続ける「アート」指標、ポピュラリティを獲得していく「エンターテイメント」指標の3つの指標で解析。そこに仮託された超越・反抗・逸脱の感覚の社会的構造を検証し、ある種のコンプレックスを背負って展開してきた日本のロック受容史をたどる一冊。

■目次

第1章 ロックミュージック文化の三つの指標
第2章 ロック〈場〉の理論
第3章 ロック〈場〉の展開
第4章 日本のロック──六〇年代
第5章 日本のロック──七〇年代
第6章 日本のロック──八○年代
終章 日本のロック──九〇年代
あとがき

関連記事