『数学する身体』の森田真生が未完の世界的ベストセラーを書き継ぐ 『センス・オブ・ワンダー』刊行へ
環境学の先駆者・レイチェルカーソンによる世界的ベストセラーを訳し下ろし、同時にその未完の作品を書き継いだ書籍『センス・オブ・ワンダー』(筑摩書房)が、3月23日(土)に発売となる。
先駆的に化学物質による環境汚染を訴え、今に続く環境学の嚆矢ともなった『沈黙の春』の著者であり科学者であるレイチェル・カーソン。そのカーソンの最後に遺した未完の作品が『センス・オブ・ワンダー』だ。
本書は独立研究者・森田真生による新訳と、「その続き」として森田が描く「僕たちの『センス・オブ・ワンダー』」で構成される。カーソンが残した問いかけに応答しつつ、70年後の今を生きる森田の問題意識に基づいた、新しい読み解き、新しい人間像の模索を行う一冊だ。
発売に際し、本書の発売日である3月23日(土)の夜に、著者による刊行直後のトークライブを開催。本書にまつわる様々なエピソードや、翻訳を通して見えてきた風景について語るイベントとなる。ぜひチェックしてみよう。
■書誌情報
『センス・オブ・ワンダー』
著者:森田真生
イラスト:
ページ数:184 ページ
定価:1,980 円(10%税込)
ISBN:978-4480860965
発売日:2024 年 3 月 23 日(土)
出版社:筑摩書房
■著者情報
森田真生
1985 年生まれ。独立研究者。
京都を拠点に研究・執筆の傍ら、国内外で様々なトークライブを行っている。著書『数学する身体』で第15 回小林秀雄賞受賞、『計算する生命』で第10回河合隼雄学芸賞受賞、ほかに『偶然の散歩』『僕たちはどう生きるか』『数学の贈り物』絵本『アリになった数学者』などがある。
■『センス・オブ・ワンダー』(筑摩書房)刊行記念ライブ
出演:森田真生
日時:3/23(土)19:00-21:00(開場 18:45 予定)
参加費:3500円(税込)
詳しくはこちら:https://note.com/rokuya_lab/n/n06c7a8d6cf96