友近「面白いと思うもの、許せないと思うものは昔から変わらない」 本人に聞く“変わらない魅力”の源泉
毎日スケジュール表を見て楽しくなる人生を作る
――そんな友近さんが、今後の人生で叶えていきたいことは?
友近:やっぱり昔から旅行が好きだし、47都道府県に1カ月ずつ移住してみたい気持ちがあります。今もロケとかコンサートで日本全国いろんなところに行かせてもらっているんですけど、本当にいいとこばっかりなんですよね。ここに住んだら、もっと面白い生活が待ってんのかなって。NHKで移住の番組(『いいいじゅー!!』)をやらせてもらっているっていうのもあるんですけど、「あ、こんな人生も待ってるんだな」「大変そうやけど自分で切り開くのって素敵やな」って感動したりもするんで。
――本の中では、出演したい番組をご自身で直談判されたというエピソードも。
友近:そうですね。自分からそっちに仕向けているところもあります。毎日スケジュール表を見て「あ、明日この仕事があるから楽しい」「明日もこっちの仕事があるから楽しい」っていうのが理想なので。今はそれをちょっとずつ叶えているって感じですね。
――それは素敵ですね。ハリセンボンの春菜さんたちから「ずっと女子大生みたい」と言われるのも納得です(笑)。
友近:そうですね(笑)。「元気やな」ってよく言われますけど、もちろんそうじゃないときもあって。点滴を打ってギリギリ……みたいな日も、過去にはありました。今も4時間の舞台公演を1日2回なんて想像しただけで「しんどそう」「無理無理!」って思うんですけど、実際にやってみると「うわ! 私、元気やわ」ってなるんですよね。お客様の前に出るのが、私のエネルギーの源になっているのかなと思います。
――本の中にあった「仕事を仕事と思ってない」というフレーズも印象的でした。
友近:私がやらせてもらってるロケって本当に自由なんですけど、この前『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で関ジャニ∞の横山(裕)くんが私のロケVTRを見ながら「これでええねんな」って言ってたんですよ。だから私も「もっと自由にしたらええやんって」「段差を見たら“ダンサー・イン・ザ・ダーク“とか思いついたままに言ったらええやん」って話したんですけどね。もちろん仕事なんでやらなきゃいけない決まりごとってあると思うんですけど、やっぱりみんなそこが難しいって。
――たしかに。でも、きっと友近さんが自由にロケを楽しまれることで、「やっていいんだ」と後輩世代のみなさんは勇気づけられていると思います。
友近:それができるようになるためにはやっぱり理解者というか一緒に楽しめるスタッフさんと出会うのもすごく大事やなって思うわけです。
――そして、そういう方と出会うためにも「自分の好きなこと嫌いなことをブラさずにいく」ってことに戻ってくる気がしますね。
友近:そうですね。だから、新しいスタッフさんと番組を作るときには「楽しいロケにするから、1回ちょっとプレゼンとしてやらせてくれませんか?」って頼んだりもするんです。やって見せないとイメージできない方もいるから。やっぱり冒険って怖いみたい。そして実績を1回見せて、コミュニケーションを取っていくことがすごく大事。そうやってこれからもハッピーな仕事を続けていけたらなっていうのが、これからの人生の目標ですね。
■書籍情報
『ちょっとここらで忘れないうちに』
著者:友近
価格:1,870円(税込)
出版社:徳間書店
https://www.amazon.co.jp/dp/4198657408
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