絵本作家・五味太郎の最新作『ぼくは ふね』刊行 ちいさいふねが辿り着く先には何がある?

 『きんぎょが にげた』などで知られる絵本作家・五味太郎の最新作『ぼくは ふね』が2月7日に福音館書店より刊行される。

 五味太郎は1973年に『みち』でデビューして以来、これまで350冊以上の絵本を手がけ、そのうち100点以上の作品が世界20カ国以上で翻訳出版されている日本を代表する絵本作家の一人。代表作『きんぎょが にげた』は、累計発行部数327万部を超えている。

 このたび刊行される新作『ぼくは ふね』は、嵐で地面に乗り上げてしまったちいさなふねが、他のふねに言葉をかけられながら、山や畑、街の中を進んでいくお話。

 まわりと比べる必要も、まわりと同じ必要もないと、静かに人々の背中を押してくれるような、子どもから大人まで誰もが共感できる一冊だ。

■作品概要
書  名:『ぼくは ふね』
著  者:五味太郎 作
刊 行 日:2024年2月7日
定  価:1,980円 (税込)
サ イ ズ:25×25cm
ページ数:32ページ
内容紹介:ちいさな船が海を進んでいくと、嵐で地面にのりあげてしまいます。悲しむ船に、その気になればどこでも進めると他の船が声をかけます。五味太郎、絵本作家50年の集大成。

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