『頭文字D』ハチロク、サバンナRX-7、シルビア……疾駆する姿に憧れた名車、今いくらで買える?

 しげの秀一原作の漫画、『頭文字D』。自動車漫画の代表的存在で、アニメやゲーム化などメディアミックスもされたことにより、日本はもちろん、海外でも高い人気がある。

 人気の理由といえば、派手な自動車だろう。「ハチロク」はもちろん、日本を代表するような車が次々と登場し、読者を楽しませた。

 今回はそんな『頭文字D』に登場した自動車と、現在の値段を紹介したい。

ハチロク トヨタ

出典:Wikipedia

 『頭文字D』の代名詞的存在と言っても過言ではない、主人公・藤原拓海の愛車トヨタ自動車・AE86 スプリンタートレノ。

  1983年に発売されると、軽量な後輪駆動車であることからドリフト愛好者やモータースポーツ関係者から高い支持を集める。この流れもあり『頭文字D』に採用されると、その認知度と需要は飛躍的に高まった。

 現在中古車サイトでは320万円から650万円程度で販売されている。特に『頭文字D』と同じ黒と白のカラーリングのAE86 スプリンタートレノは金額が高くなる傾向がある。

サバンナRX-7 FC3S マツダ

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 高橋涼介が愛車としていたのが、マツダが製造販売を手掛けたFC3S サバンナRX-7だ。

 マツダを代表するスポーツカーで、リトラクタブルヘッドライトとスポーティーな形が若者を中心に大人気に。そのデザインが、ポルシェ944と似ていることでも知られている。1980年代に発売された車だが、現在でも根強い人気がある。

 憧れる人も多いFC3S サバンナRX-7。中古車サイトでは130万から300万で販売されている。

シルビア Q’s S14 日産

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 日産自動車が1965年から2002年まで製造・販売していたシルビアシリーズ。スポーツカーのようでありながら快適性が重視されたデザインからスペシャリティカーと称された。

 『頭文字D』に登場した中村建太の愛車となっていたのが、シルビアS14Q’s。前モデルの人気を受け継ぎつつ、進化を遂げたている。爆発的な人気を誇ったS13と比較すると販売台数は伸び悩んだものの、スペシャリティカーとしての評価は決して低くない。

 S14 シルビア Q’sの現在の販売価格は、中古車サイトで120万から250万程度だ。

スカイラインGT-R BNR32 日産

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 中里毅と北条凛が乗った日産自動車のBNR32 スカイラインGT-R。日産自動車を代表するスポーツカー「スカイライン」のなかでも主にレース用として製造された車である。

 BNR32 スカイラインGT-Rは発売当時の最新技術が採用された車で、専用のリアウイングやフロントバンパーが特徴的。非常に機能性が高く、国内外の自動車レースで強さを見せつけた。

 現在でもこの車の人気は高く、中古車サイトでは500万~1300万で販売されている。

『頭文字D』に登場した車たちは、現在も輝きを放っている。

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