世界で愛される葛飾北斎「富嶽三十六景」がレゴに！？ アートと日本文化を愛する人々に
日本のアート作品の中で最も知名度が高く、影響力のある作品のひとつである葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏（ふがくさんじゅうろっけい かながわおきなみうら）」。それをレゴで再構築した大人向け作品が2月1日に発売される。
「富嶽三十六景」は世界中でクリエイティブの波を起こし続けている。レゴグループは、この世界的な名作とその約2世紀にわたる歴史に敬意を表し、アイコニックな名作をレゴ®アートの形式で再構築し、アートと日本文化を愛する人々に、くつろげる組み立ての機会とご自宅での理想的な展示を提供する。
1830年代初頭に葛飾北斎が「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」のオリジナル木版画を制作して以来、そのイメージは美術館の壁を飾り、音楽に影響を与え、ストリートアートやグッズとして世界中で再現され続けている。それには小舟の群れを覆う大きな波の向こうに、日本を代表する山「富士山」が描かれている。本セットが発売される2023年に富士山は世界文化遺産登録10周年を迎える。
本セットは、北斎の原画の線と奥行きを表現するために、様々な形状のレイヤーやエレメントを使用し、新たに1,810ピースのレゴ®アートのセットとして再構築された。
■レゴグループ デザイナー Annemette Baaskjær Nielsen（アンネメッテ・バスカー・ニルセン）のコメント
「アートと日本文化のファンが、レゴ®アートのセットに収められたアイコニックな『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』を再現するというリラックスしたプロジェクトに没頭する機会を得られることを嬉しく思います。このセットは、ファンがリラックスして自分の流れを見つけることができるように、たくさんの方法を提供しています。組み立てのプロセスに没頭するだけでなく、作品がどのように構成されているのかを知ることができるのです。すぐにそれと分かる北斎の原画と約200年にわたる豊かな歴史に興味を持つきっかけになります。」