宮台真司、鈴木涼美ら9人が『ベルセルク』を徹底読解 評論集『ベルセルク精読』発売へ
世界中で愛読されるダークファンタジーの傑作漫画『ベルセルク』は、後世に何を伝えたのか? 9人の論者が独自の視点から『ベルセルク』の魅力を読み解いた本格評論集『ベルセルク精読』が、8月12日に株式会社blueprintより刊行される。
『ベルセルク』は2021年5月6日、作者の三浦建太郎が逝去したことで未完となっていたが、かつて三浦を支えた「スタジオ我画」の作画スタッフと、三浦の盟友・森恒二の監修によって、2022年6月24日より連載が再開したことでも話題となっている。
『ベルセルク精読』の著者は、社会学者の宮台真司、漫画研究家の藤本由香里、漫画編集者の島田一志、ドラマ評論家の成馬零一、作家の鈴木涼美、暗黒批評家の後藤護、批評家の渡邉大輔、ホビーライターのしげる、漫画ライターのちゃんめいの9人。巻末には、成馬零一、しげる、ちゃんめいによる、連載再開の報を受けた座談会の記事も掲載されている。
装丁は川名潤が手がけ、写真家の飯田信雄の作品をカバー画としている。『ベルセルク』の読み方に新たな視座を与える本書は、再開した連載と併せて読むことで、さらに同作を深く楽しめる一冊となっているはずだ。
■書籍情報
『ベルセルク精読』
著者:宮台真司、藤本由香里、島田一志、成馬零一、鈴木涼美、渡邉大輔、後藤護、しげる、ちゃんめい
発売日:8月12日(金)
価格:2,750円(税込)
発行・発売:株式会社blueprint
予約はこちら:https://blueprintbookstore.com/items/62de2f520c98461f50f0881e