『SPY×FAMILY』ダミアンはなぜ尊い? 三拍子どころかいろいろ兼ね備えた、絶対的ツンデレな魅力を考察

 筆者が思うダミアンのツンデレの極めつけは、コミックス3巻MISSION:15のクラス対抗ドッジボールの回とMISSION:17のアーニャが人命救助をして星をとった回だろう。この話は、最近アニメでも放送されているのでぜひ観てほしい。前者では、ドッジボール中に転んで恰好の標的となってしまったアーニャを、身を挺してかばうダミアン。後者では、「(ダミアンを殴った)暴力女~」、「ずるをしたのではないか~」などと、ヒソヒソと噂話をするクラスメイトに対し、「おまえはウチの学校が手違いや不正で星くれるような三流校だと そう思ってんのか?」とぴしゃり。こういう男らしいところ、私も好き、かっこいいぞダミアン……! 普段は自分がアーニャに対して攻撃的なのに、いざ誰かの攻撃対象となると、独り占めしたい欲からなのか、星獲得を目指すライバルとして認めているからなのか、理屈をこねてかばうツンデレ具合。

 もちろんショタ特有のこぼれ落ちそうな大きな瞳、キリッとした眉にバサバサの下まつげ、たれ目……かっこよさとかわいらしさ、やんちゃ、ツンデレ、俺様、優等生……などなど、三拍子どころかいろいろ兼ね備えている絶対的存在のダミアン。気を許したときにだけ見せる、素直な表情も反則級。これらの要素すべてが尊い。

 さて、現在はほのぼのした展開が多いが、アーニャがダミアンに接近したのは任務のためであり、彼らの父親同士の関係によっては今後シリアス展開の可能性も考えられる。引き続きダミアン、ダミアニャに注目していきたい。

 余談だが、コミックス7巻表紙、カバー下のダミアンの顔真似をしているアーニャ、それに対して憤激ではち切れそうな顔のダミアンがめちゃくちゃかわいいのでぜひ覗いてみてほしい。

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書誌情報
『SPY×FAMILY』ジャンプコミックス1~9巻
作者:遠藤達哉
出版社:集英社

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