かぐや様、転スラ、ヒロアカ……2021年夏のメディア化コミック・注目度ランキング発表!

 株式会社BookLiveが運営する総合電子書籍ストア「ブックライブ」において、【2021年夏 注目のおすすめメディア化作品】の特集ページが7月2日より公開され、ブックライブの会員3,159名から寄せられた<2021年夏のメディア化作品注目度>アンケートの結果が発表された。(https://booklive.jp/feature/index/id/media/※総合電子書籍ストア「ブックライブ」調べ)

 1位は、King & Princeの平野紫耀×橋本環奈W主演の大ヒット映画続編『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』。前作は観客動員数180万人を超える大ヒットを記録している。2019年と2020年の2回に渡ってアニメ化もされている大人気コミックス。

 秀才が集う名門校、秀知院学園。そんな名門校の頂点たる生徒会で出会った2人、生徒会長の白銀御行と副会長の四宮かぐや。2人の目的は「相手に告白させること」。映画版は白銀御行役の平野と、四宮かぐや役の橋本の「はまり役」っぷりが話題となった。原作マンガは現在22巻まで発売中。

 2位は小説投稿サイト「小説家になろう」発のライトノベル、『転生したらスライムだった件』のアニメ2期2部(2期1部は2021年1月~3月放送)となった。2015年頃からライトノベルを中心に火が点いた「異世界転生もの」ジャンルの先駆けとなる作品で、「冴えないサラリーマンが最弱モンスターである“スライム”に転生」という設定の目新しさが注目を集め、一躍有名になった作品だ。原作のライトノベルはコミカライズやアニメ化に加え、スピンオフマンガやアプリゲーム化のほか、アクリルキーホルダー、Tシャツをはじめとする作品キャラクターのグッズ化など、多様なサービスや商品が展開されている。

 また、3位にランクインした『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』は、それまで男性向けライトノベルを中心に盛り上がりを見せていた「異世界転生もの」を、「乙女ゲーム」の世界に取り入れた女性向けライトノベルを原作としたアニメの2期。「悪役令嬢」とは、ゲームのシナリオ通りであれば、ヒロインにキツく当たり、当て馬となる役どころ。しかし本作では、「乙女ゲーム」の世界で「悪役令嬢」として転生してしまった主人公が、結末が“国外追放”か“死亡”の破滅エンドの2択という状況下で、それを回避しようとする内に美形だらけの逆ハーレム状態になっていくというストーリー。2020年4月放送のアニメ1期をきっかけにファンが急増し、「声優の内田真礼さん演じる主人公がとても魅力的」と、2期の放送を楽しみにする声が寄せられている。

 4位はゲスト出演する俳優の吉沢亮の活躍を期待する声もあがっている『僕のヒーローアカデミア』のアニメ映画化。5位はバズるドラマが続いているTBS火曜ドラマ枠での放送が決まっている『プロミス・シンデレラ』。6位には、こちらもドラマ化の『にぶんのいち夫婦』。7位には、映画公開が控える『ハニーレモンソーダ』。8位には、天海祐希が主演を務めるドラマシリーズ『緊急取調室』。9位には、アニメ化『うらみちお兄さん』と人気作が並び、10位には先日累計発行部数2000万部を突破した『東京卍リベンジャーズ』の実写映画化がランクインした。

 メディアミックスは、まだ読んだことのない作品を手に取るきっかけになるはず。放送や劇場公開を楽しみにしながら、気になった作品を手にとってみてはどうだろうか。

■2021年夏(7~9月)注目のおすすめメディア化作品 特集ページ
https://booklive.jp/feature/index/id/media
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【調査概要】
・調査タイトル :夏の映像化作品 注目度アンケート
※ブックライブで配信中の原作のある作品を対象としています
・調査方法:ブックライブ会員に対してアンケートメールを送付。フォームより回答
・有効回答数:3,159人
・調査時期:2021年6月4日~6月6日
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