小山田圭吾やカジヒデキも登場 『ミニコミ「英国音楽」とあのころの話』発売へ
86年〜91年まで敢行されたファンジン『英国音楽』の主宰・小出亜佐子が、当時のシーンを振り返った著書『ミニコミ「英国音楽」とあのころの話 1986-1991
UKインディーやらアノラックやらネオアコやら……の青春)』(DU BOOKS)が11月6日に発売される。小山田圭吾などによる座談会やカジヒデキの寄稿なども収録されている。
概要
1980年代、日本には、ネオアコやギターポップなどと呼ばれるジャンルはまだなかった。青山学院大学のサークル『英国音楽愛好会』の小出亜佐子が作っていた『英国音楽』というファンジンは、まだどこも取り上げていなかったUKインディーを紹介し、インターネットのない時代、このジンでしか読めないその濃い内容は、フリッパーズ・ギターの小山田圭吾、小沢健二をはじめ、本書に寄稿したカジヒデキら、好事家たちから熱狂的な支持を集めた。その後、ロリポップ・ソニックを中心にシーンが生まれ、ブリッジやクルーエル・レコード、エスカレーター・レコードなどが立ち上がり、のちの“渋谷系” と呼ばれる音楽が続々と産声をあげた。シブヤ系前夜の1986~1991年、「英国音楽」と仲間たちによって新しいシーンができあがっていく過程を著者が初めて書き下ろした書籍。90年代の音楽シーンを変えたフリッパーズ・ギターの前身、ロリポップ・ソニック参加のソノシートを付けたことで、日本でもっとも有名な音楽系ファンジンとなった『英国音楽』。その当事者がはじめて語った、シブヤ系前夜の音楽シーン。
★友情寄稿:
カジヒデキ(ex.ブリッジ)――これこそ僕が求めていた世界観だった!
仲真史(BIG LOVE代表)――「英国音楽」が救ってくれた私の青春
★スペシャル座談会:「英国音楽」の青春、あの頃の話。
小山田圭吾(ex. ロリポップ・ソニック)
佐鳥葉子(ペニー・アーケード)
薄田育宏(ex.ウッドストック大阪店)
■書籍詳細
『ミニコミ「英国音楽」とあのころの話 1986-1991
UKインディーやらアノラックやらネオアコやら……の青春)』
発売:11月6日
予価:本体2,500円+税
判型:四六版
公式サイト:https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK255