乃木坂46・櫻坂46・日向坂46に見るキャプテン世代交代、“作る”から“繋ぐ”へ 松田里奈の卒業で迎える転換点
櫻坂46が迎える転換点と副キャプテン制の確立
そして、これから大きな転換点を迎えるのが、櫻坂46である。松田は2021年1月、欅坂46から櫻坂46へ改名して間もない時期に副キャプテンへ就任し、2022年11月に菅井からキャプテンを引き継いだ。乃木坂46や日向坂46とは違い、松田が向き合ってきたのは、それまでのグループらしさをそのまま引き継ぐことだけではなかった。欅坂46から櫻坂46へと名前も表現の方向性も大きく変わった中で、新しいグループとしての櫻坂46を定着させていく時期のキャプテンだったからだ。
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今年4月には山﨑が副キャプテンに就任した。松田と山﨑は同じ2期生ではあるものの、加入当時13歳だった山﨑は、櫻坂46への改名後にセンターを経験するなど、新しいグループ像の中心で活動してきたメンバーでもある。現時点で次期キャプテンが発表されているわけではないが、松田の卒業によって、櫻坂46もまた次のフェーズへと進むことになるはずだ。
3グループに共通しているのが、副キャプテンを経てキャプテンを引き継ぐ形が定着してきたことだ。乃木坂46では梅澤から菅原へ、日向坂46では佐々木から髙橋へ、櫻坂46でも菅井のもとで松田が副キャプテンを務め、現在は山﨑が副キャプテンのポジションにいる。突然ひとりにグループを背負わせるのではなく、先代キャプテンの背中を見ながら、少しずつ役割を受け取っていく。グループの歴史が長くなり、キャプテンが担うものも増えたからこそ、こうした引き継ぎの期間が以前にも増して重要になっているのだろう。
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かつての坂道グループにおけるキャプテンが、まだ形のないグループをまとめ、その色を作っていく存在だったとすれば、現在はすでにある歴史の中で何を残し、何を変えるのかを考える軸へと変わっている。菅原が桜井や秋元、梅澤と同じキャプテンになる必要はなく、髙橋も佐々木と同じ方法で日向坂46を率いる必要はない。櫻坂46にも、松田のあとだからこそ生まれる新しい形があるはずだ。キャプテンが変わることは、単にひとつの役職が引き継がれることにとどまらない。その時代のグループがどこへ向かおうとしているのかを映すものでもあるのだ。
※1:https://www.nogizaka46.com/s/n46/diary/detail/102963
※2:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/57979


























