GANG PARADE THE LAST ROAD Vol.7:ユイ・ガ・ドクソン「大事にしたい日々なのは変わらない」 追い求めた面白さ、貫く好奇心
第2期BiSオーディションの落選、SiSの活動休止
――そのあと、大きなきっかけとなったのが、第2期BiSが始動した時のオーディション、2016年9月1日から3泊4日で行われた『BiS新メンバーオーディション』でしたね。
ドクソン:はい。まさか参加できるとは思わずに受けたので、合宿に行けることがまず嬉しかったです。
――BiSのオーディションには、どのような思い出があります?
ドクソン:とにかく全部が初めてのこと尽くしだったので、ずっと面白かったです。ダンスを覚えるとか初めてだったし、大変だったとは思うんですけど、あんまり「大変だったなあ」というのはなくて。とにかく異様に楽しかったです。初めてやることって刺激的で。
――結果は不合格でしたよね。どのように受け止めていました?
ドクソン:本当にショックでした。でも、「やりたい人がもしいたら」って言っていただいたんです。
――不合格者によるライバルグループのSiSですね。SiSの初お披露目は9月25日、中野のheavysickZERO。準備期間はあまりなかったですね。
ドクソン:デビューまでの平均的な準備期間とかもよくわからない状態だったので、「時間がない」とかは、あの時はあんまり思わなかったです。ライブはとにかく緊張したし、必死でした。でも、お披露目ライブの直後に解散となってしまいました。
――3人の熱意と行動が道を切り拓いたんですね。SiSの活動休止からギャンパレ加入に至るまでには、どのようなことがありました?
ドクソン:SiSがなくなって「それぞれの場所に帰る」ってなったから、「帰る前に焼肉奢ってあげる」と渡辺(淳之介)さんが言ってくださったんですよね。それが始まりだったんじゃないかなと思います。焼肉に行った時は「何でもやります!」「WACKで何かさせてもらいたいです!」という話をしたんだと思います。
――それで「ギャンパレのメンバーになりなさい」ということに?
ドクソン:ギャンパレに加入するかしないかの選択肢をくださいました。本当にありがたすぎるお話でした。
――元SiSメンバーの熱意と行動が道を切り拓いたんですね。
ドクソン:自分ではそうは思わなくて。結局、私たちがいくら諦めなくて、しつこくアタックし続けたとしても、渡辺さんから道をいただけなかったら、何もできなかったです。それがすべてだと思っています。
――SiSの3人の加入が決まったのは、キャン・GP・マイカさんが入った直後くらいでしたよね。
ドクソン:そうです。ギャンパレのみんなに挨拶をしたあと、ごはんに行きました。みんな優しかったです。加入がいきなり決まったので、ビビりながら行ったんですけど(笑)。そういうふうに入れてもらったので、「ギャンパレに迷惑がかかることは絶対にしないぞ!」と決めました。渡辺さんから加入のお話をいただけて、メンバーが受け入れてくれたのが本当にありがたかったし、それを無駄にしたくなくて、そういう気持ちがすごくありました。
必死ではありましたけど、どこかに楽しさがあって、楽しいからこそ全部を懸けられました
――名前が「ユイ・ガ・ドクソン」になったのは、ギャンパレに加入したタイミングでしたよね?
ドクソン:はい。いろんな候補を考えてくださって、「いちばんのおすすめ」と言われたのが「ユイ・ガ・ドクソン」だったんです。どんな名前をいただけるのか、ずっとわくわくしていました。名前もそうですけど、全部が新しい世界すぎて嬉しかったし、楽しみしかない感じでした。
――ギャンパレとしての初ライブは、2016年11月13日の新宿BLAZE。7人体制のギャンパレの始まりでしたね。
ドクソン:遊び人(GANG PARADEファンの呼称)に受け入れてもらえるか不安で、「入ってよかったと思ってもらえるようにしないとな」という気持ちで、緊張しました。ステージの幕が開いた瞬間のこととか、すごく覚えています。
――活動を始めてから、どんな課題と向き合うようになりました?
ドクソン:課題しかなかったです。毎回毎回「本当に生きて戻ってこれるかな?」っていう不安があった(笑)。ライブを楽しむ余裕が出てくるまでに結構かかりました。
――熱海まで行って帰ってくるマラソンとか、加入直後からハードな試練もありましたよね。
ドクソン:マラソンとかも初めてのことなので、すごくわくわくしました。必死ではありましたけど、どこかに楽しさがあって、楽しいからこそ全部を懸けられました。
――「FOUL」がリリースされたのが2017年4月で、あの曲を聴いて「この7人、すごくいい!」ってなった記憶があります。
ドクソン:ありがとうございます。「FOUL」はライブでやるたびに胸がいっぱいになります。
――麻呂眉毛のMVや大仏さまになるライブの振り付けとか、ドクソンさんの存在感がすごい曲でもあります。
ドクソン:あの振り付けやフォーメーションは、サキちゃん(カミヤサキ)が考えてくれました。
――「FOUL」のタイミングで、サキさんとBiSのアヤ・エイトプリンスさんのレンタルトレードだったんですよね。
ドクソン:トレードは予想してない展開だったので、びっくりしました。