世が世なら!!!、新体制お披露目に向けた特訓合宿に密着! 独占レポ&インタビューで届ける成長の瞬間

 6月にメンバー2人が卒業。新メンバーが加入し、改名することが発表された世が世なら!!!が、9月4日に池袋・サンシャインシティ噴水広場にて行われるお披露目フリーライブに向けて、8月17日より5日間にわたる新体制特訓合宿をスタートした。リアルサウンドでは、合宿初日に密着。過酷を極めた特訓の様子をお届けする。

 宿舎に到着すると、まずは全員で向かい合ってお昼ご飯。「打ち解けるのは早かったんですよ。もう仲良いです」(大谷篤行)と語るだけあって、新メンバーともすっかり和やかに食事を楽しむ姿があった。

 この日のレッスンはダンスの基礎練習から。最初に、この5日間をただで終わらせないために、自分の強みと本合宿におけるダンス面での目標を書く。「考えたことなかった」「強みか……」と最初はとまどいながらも、書き始めれば真剣な沈黙に変わっていき、「軽く見せるところと重たく見せる切り替え」「迫力を出せるようにしたい」など各々が具体的な目標を書き出していく。新メンバーのなかには「強みをこの5日間で作る」という目標を書いたメンバーも。しかし、先生からは「新体制の世が世なら!!!の目標は『ドームアーティストになること』だとチーフマネージャーから聞いています。9月4日のライブもドームに向けての一歩。そう考えると今の考えでは甘い。今までも頑張っていたと思うけど、さらに頑張ってほしい。」と激励が飛ぶ。真剣な眼差しでその言葉を受け止めたメンバーたちは、気持ちを引き締めて強化合宿のレッスンに挑んでいった。

 まずは、柔軟性を養うところから。初めて学ぶことも多く、メンバーは悲鳴を上げながらも「ここを伸ばせばいいんだ!」と発見も楽しみ、体を鍛えていく。ペアでのレッスンでは新メンバーとオリジナルメンバーが組み、「頑張れ〜!」と声を掛け合いながら切磋琢磨。ハードな筋トレに突入する前には「これでムキムキだ!」「シックスパック目指すぞ!」とお互いを鼓舞し、モチベーションを高めて挑む。多くのメンバーが悲鳴をあげるなか、大谷だけは「俺、体幹のシルエットがきれいすぎる!」と余裕綽々。きつい筋トレを終えれば、パンプアップした体がうれしいのか、鏡の前で互いに筋肉を見せ合う微笑ましい光景も見られた。

 その後、ダンスの基礎的な動きの練習へ。「技術だけじゃなくて、見せ方も意識しながらできたら」との指導を受け、次第に見栄えが良くなっていく。後半、しんどくなってくる時間帯には音楽にあわせて自然とメンバーから「Let's go!」と声があがり、テンションが一段階上がる。先生から「最後まで疲れを見せないで」と声がかかったラストは、笑顔を見せながら各々のニュアンスをつけて踊りきった。

 へとへとになった基礎練習後、内藤五胤は「最初に今回の合宿における課題を見つけてほしいと言われてひとつ出したんですが、レッスンが進むたびに課題がたくさん見つかって。自惚れていたなと思いました」と苦笑しながらも、「頑張ります」と頼もしい一言をくれた。中山清太郎は「最近は振りを覚えることが多かったので、基礎をあらためて学べたことが自分のためになりました」と手応えを語る。「疲れた」と素直に吐き出した添田陵輔は「ペースを調整してもしょうがないので、飛ばしていきたいと思います」と意気込んだ。大谷は「基礎をどれだけ踊りこなせるかがその人の本当の実力だと思う。基礎がないのにカッコつけて踊っていてもバレてしまうから」と基礎練の大切さを噛み締める一方で、「真面目すぎて自分のダンスがつまらないなと思ったので、もっと楽しくダンスを踊れるようにしたいと思います」と新たな気づきも得た様子だった。

 基礎練の次はライブリハーサル。新体制になったため、既発曲の振り付けは構成からのやり直しを迫られている。全員が新しい構成と振り付けを頭には入れているものの、いざ踊ってみると動きは揃わず、移動もおぼつかない。細かなカウントや角度の調整をひとつずつ積み重ねていくため、時間はみるみる過ぎていく。自信のある曲から始めようと選んだ1曲目に費やしたのは、なんと1時間半。想像以上の時間のかかりように、本来30分ある休憩を10分に切り詰めてレッスンに集中する。それでも先生からは、「このペースでは合宿中に終わらない」と苦言が飛んだ。レッスンの前には必ず振りを入れてくること、構成表を確認してくることと叩き込まれ、苦い初日のダンスレッスンが幕を閉じた。

 束の間の休憩で英気を養ったメンバーたちが向かったのは、この日最後のレッスン、ボイストレーニング。スタジオ内に入り込んだ虫を添田が仕留め、平穏を取り戻したところでレッスンがスタートする。まずはひとりずつ現状を見せるために自身で選んだ曲を歌って録画。先生/メンバーの前で順番に歌う形式に、先ほどまでとは異なる緊張感がスタジオに漂った。ひとりずつの歌唱チェックが終わったところで、グループで歌って踊る。ひと通り現状を見せたところで、「合宿での目標はあるの?」と尋ねられる。「声量と表現が課題。前の世が世を応援してくれていたファンの方たちや、新しくファンになっていただける方をあっと言わせたい」(大谷)、「自信のなさを払拭したい」(添田)、「喉の不調を改善して、以前の声に戻したい」(中山)、「ダンスレッスンでダンスの核を掴めたので、ボーカルでも核を掴めるようになりたい」(内藤)と、ひとりずつ言葉にして課題を明確にした。

 そののちの発声練習中。ふと先生から「世が世なら!!!は生まれ変わるんだよね? とんでもないものを見せないといけないよね」と切り出される。「モチベーションはあるだろうけど、なんかだらだらして見える。ほんわかしているのは良いけど、覚悟が見えない」「恥ずかしさやプライドをなくしてボロボロにならないと」「ファンが喜んでくれるものを用意することはマナーだ」と、厳しい言葉が現状の意識の緩みを突いていく。同時に「あなたたちにしかできないパフォーマンスを作りたい」という愛情のこもった言葉も贈られ、メンバーはそれをしっかりと受け取ってレッスンを再開した。

 ボイトレ後半はマイキングの指導。音が乗りやすい正しい持ち方や、声が乗りやすい角度など、マイクを持って歌う際の知識を教わり、ひとりずつ自分の音が乗りやすい角度を探していった。最後はステージングの指導。踊りながら歌ううえでの見せ方を確かめた。こちらも想像以上に時間がかかり、レッスンの途中でタイムアップ。夜の予定を変更してメンバーのみでの練習時間に当てることに決まり、初日のレッスンを終えた。厳しい現実を突きつけられた一日となったが、レッスン終了後、メンバーたちは力強く成長を誓ってくれた。

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