oops cool、軌跡の結実=1stアルバム『SALARYMAN』 レコードの聖地を超満員にしたフリーインストアライブ
8月12日、oops coolが2024年の結成以降の軌跡の結実となる1stアルバム『SALARYMAN』をリリースした。彼らは、リリース同日に渋谷のManhattan Recordsにて、フリーのインストアライブを開催。本稿では、超満員の店内で行われた同公演の模様をレポートしていく。
並々ならぬ歓声を受けながら、サッカーのユニフォームをまとった4人がステージイン(彼らはもともとサッカー部の同級生だった)。向かって左から、Peppu、Jariboy、NiseChi、WANTAIの順に横一列に並び、「Too busy work」からキックオフ。順々にバースを蹴り合っていく4人。それぞれのフロウには、社会人としてさまざまな経験をしてきた彼らだからこそ込められるブルースが滲んでおり、次第に〈Too busy work〉のラインに観客の声が重なっていく。そして、Peppuが「ハンズアップ!」と呼びかけると、観客が大きく手をバウンスさせて応える。続く「火」では、4人自身も手をバウンスさせながら店内全体のバイブスをさらに容赦なく高めていく。
MCパートでは、まずはひとりずつ名乗ったのち、話題はこの日リリースされたばかりの1stアルバムへ。WANTAIはいちばん好きな曲として「失態アモーレ」を挙げつつ、「最初のライブで披露して、やっと出せた」とこれまでの軌跡を振り返った。続けてPeppuが、社会人をしながらも1stアルバムリリースまでたどり着けたことを前置きしたうえで、「敵はどこかにいるわけではない。敵は自分自身なんです」と告げ、〈俺が俺のRIVAL〉と標榜する「RIVAL」へと繋いでみせた。情熱的なフィーリングに満ちた高速ビートの上に重なる四者四様のフロウ。終盤では観客のクラップが重なり、ひときわ熱い一体感が店内に生まれてゆく。そして、先ほどWANTAIが深い思い入れを語ったアルバムリード曲「失態アモーレ」へ。サビの歌詞に合わせて、人差し指を指した左手を斜め上に掲げる4人。すぐさま同じように右手を掲げて応える観客。リリース直後の新曲にもかかわらず、すでに新しいフロアアンセムと化していた。
ライブ初披露となったアルバム収録曲「addiction」では、4人の高速ラップが矢継ぎ早かつ正確無比に炸裂してゆく。「ライブで聴いたことない曲でもガンガンのってもらえて、ありがとうございます!」と感謝を告げたPeppuは、「今後ともガンガンガンガン活動していきたい」と高らかに宣誓しつつ、あっという間にライブはクライマックスへ突入。oops cool流の応援歌「wanna be」では、あまりの盛り上がりを受けてPeppuが「ちょっとびっくりするぐらい汗かいてます(笑)」と口にする。
そして、いよいよラストの「スキャンダラス」へ。ステージとフロアの境を越えて、お互いにピースを掲げ合い、声を重ね合う4人と観客。熱烈なグッドバイブスに満ちた最高の大団円だった。
■リリース情報
1st Digital Album『SALARYMAN』
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