LIL LEAGUEがNEXとAA(BUS)を徹底解剖! 日本とタイそれぞれで活躍する2組の共通点は? 「LOCA」の制作も紐解く

LIL LEAGUEが8月26日に6thシングル『僕を探してた / LOCA』をリリースする。その中の収録曲「LOCA」は、タイ発のボーイズグループ・BUS because of you i shine(以下、BUS)からNEXとAAをフィーチャリングに迎えており、英詞をベースにした大人っぽいサマーチューンとなっている。そこで、リアルサウンドではLIL LEAGUEへのメールインタビューと、LIL LEAGUEメンバーが用意した質問にNEX&AAが答える座談会を実施。LIL LEAGUEは、タイを拠点に活動するNEX・AAからどのような影響を受けたのか。そして、同年代だからこそお互いに通ずるものとは? 両グループの魅力がたっぷり詰まった2つのインタビューをお届けする。(編集部)
LIL LEAGUE インタビュー:「LOCA」の制作を徹底解説!
――「LOCA」はタイのボーイズグループ・BUS because of you i shineからNEXとAAをフィーチャリングに迎えたトロピカルな雰囲気を感じるサマーチューンになりました。この曲を初めて聴いた時の感想を教えてください。
岡尾真虎(以下、岡尾):初めて「LOCA」を聴いた時、個人的にすごく好みな曲調でテンションが上がりました。イージーリスニングでありながらも、飽きない工夫がされているトップラインや、踊りたくなるようなトラック、そして皆が一緒に歌えるコーラス。いつどこで聴いても、その情景や、心情にそっと寄り添ってくれるような楽曲にとても惹かれました。そして、この楽曲にLIL LEAGUEだけではなく、BUSのNEXとAAも加わり、8人で構築されていく声やダンスがどんなものになるのか、とても楽しみになりました。
岩城星那(以下、岩城):心強い楽曲が来たなという印象でした。LIL LEAGUEは2023年のデビューから現在に至るまで、グループの個性や強みを探求し続けていて、エンタテインメントで魅せる世界観の強さが武器だと確信できた時期に、楽曲そのものにパワーや世界観を持つものを手にすることができたので、純粋に嬉しかったです。
山田晃大(以下、山田):個人的には、日本らしさを感じない"新たな挑戦"だというイメージが強くありました。自分たちが今までリリースしてきたものから言語やジャンルを変えて挑む曲でもあるので、どんな形になるんだろうと思いました。
中村竜大(以下、中村):純粋に自分好みの曲だと感じました。6人の世界観にNEXとAAが入ることでどんな化学反応が起きるのか楽しみでした。ただそれと同時に、どうやってこの曲調をものにするかを考えていました。やはり英語で歌うということはそれなりにハードルがありますし。
難波碧空(以下、難波):最初に聴いた時は、とにかく夏を連想させるような曲調だなと感じました。ただその中にもどこか妖艶な雰囲気や、トロピカルなサウンドが印象的で、一度聴いたら自然と身体が動き、頭から離れないような中毒性がありました。
百田隼麻(以下、百田):個人的には、ドライブの時に聴きたい楽曲だなと感じました!

――「LOCA」を歌う上で気をつけたことや、聴く人に注目してほしいポイントはありますか?
百田:今回は英語の歌詞が多い分、いつもよりも歌い方にこだわったので、そこをぜひ聴いていただきたいです。
岡尾:LIL LEAGUEとしては最多となる英語詞の量だと思います。NEXとAAも日本語の歌詞に挑戦しているので、BUSのファンの皆様にとっても新鮮なものになっていると思います。
難波:8人それぞれの個性が自然に混ざり合っている歌唱に注目してほしいです。特にサビ後のユニゾン部分はファンの皆様にも全員で歌っていただきたいなと思っています!
岩城:歌唱にもダンスフォーメーションにも言えることですが、「夏に着飾る大人びた恋」と「夏を純粋に楽しむ青春」が混ざっている曲なのかなと思います。歌唱に関しては一人ひとりが歌うパートはとても大人びていて色気を感じる一方で、全員で楽しく歌うユニゾンパートもあったり。色々な面が楽しめる楽曲になっているかなと思います。
山田:今回は真夏の南国での恋模様を描いていて、歌詞も女性を意識してアグレッシブにアプローチしているような内容になっています。振付もそれに合わせて、どこか色気のあるセクシーさを感じてもらえればと。
――確かに、これまでのLIL LEAGUEと比べると大人っぽい振り付けになっているように感じます。パフォーマンス面で注目してほしい部分はありますか?
岡尾:今回はコレオグラフをs**t kingzのNOPPOさんに制作していただきました。色気が漂いながらも、質としてのスキルが垣間見える、繊細でありながらも表現は大胆なコレオグラフに仕上がったと思います。それを8人がパフォーマンスすることにより、ちょっとした幼さや仲間感というものが、この楽曲に良いスパイスを入れてくれていると思います。
岩城:振り付け自体はグルーヴィでシルエットが大事になる一方で、全員で輪になって踊る部分もあります。まさに夏の独特な憂いと楽しさ、どちらも感じることができるのがこの楽曲のポイントです。
難波:大人っぽい振り付けではあるのですが、楽曲の持つグルーヴ感や遊び心を大切にしていて、観ている方も一緒に楽しめるような空気感を意識しています。
中村:振りや歌唱のクオリティなど見てほしいところは沢山ありますが、特に8人の仲の良さから生まれる表情などにも注目してほしいです!
コラボを通して感じた、NEX & AAへのリスペクト
――これまでLIL LEAGUEはほかのグループとのコラボすることがあまり多くはなかった印象です。異なる環境で活躍してきたNEXさん、AAさんから受けた良い影響はありますか?
山田:2人ともカメラへのアプローチの仕方が違うなと思いました。よりカメラの奥のファンの方を虜にしていくような表情や仕草をしていて、目の前で見て圧倒されました。
岡尾:NEXとAAはプロとしてとても尊敬しています。忙しいスケジュール感でありながらも、リハーサルの段階から振り付けや表現について僕たちに聞いてきてくれて研究していました。MVでも、2人のカットを見ると、失敗がなくすべてがその時の“正解”であると感じました。夏らしさ、大人っぽさ、その中にある幼い姿が垣間見え、意識していてもしていなくても、自然にできていて、プロだなと。それだけじゃなくて、2人はプライベートでも連絡をくれたり、積極的にコミュニケーションを取ってくれたりしていて、人としても素晴らしく、愛される存在だなと感じました。自分たちもプロとしても人としてもNEXとAAのように、もっと愛される人間になりたいなと感じました。

――MVはタイのパタヤでの撮影になりました。印象的だったことはありますか?
百田:ロケ地のパタヤが、学校の教科書に載るようなビーチでとても綺麗だったので、今でも印象的です!
難波:今回は監督さんも撮影チームの方々も海外の皆様にご協力いただいたので、言語の壁を越えて一つの作品を作り上げている感覚がありました。パタヤのビーチもすごく魅力的で、日本ではなかなか撮れない映像になったと思います。あと、一日中陽にあたっていたので、とにかく暑かった記憶があります(笑)。
――7月29日にはLIL LEAGUEの単独ライブツアー『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2026 "Wonder Island"』のライブBlu-rayも発売されます。演劇のような要素を含み、これまでの公演と比べてもかなり挑戦的な内容になった公演でしたが、映像で見るにあたって改めて注目すべきポイントはどこにありますか?
中村:正直、これまでのツアーの中でも一番と言っていいほど手応えがあり、ファンの皆さんにも満足して帰っていただけた方が多かったのではないかと感じています。自分達にとっても挑戦的なツアーだった分、達成感という意味では物足りなさを感じていたのも事実です。8月7日にはリバイバル公演として『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2026 "Wonder Island" ~Revival~』の開催も発表されたので、それまでにどんな自分になれているのか楽しみです。いい意味でハードルを上げて頑張りたいと思っています。(6月2日取材時点)
岩城:『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2026 "Wonder Island"』で掲げた目標はふたつです。ひとつは、自分が小さい頃に感じたエンタテインメントの感動を再現すること、もう一つは映画の魅力とライブを混ぜた新ジャンルにすること。誰かに求められて作ったというよりも自分自身が、現代に作り上げるべきものだと信じながら作りました。単に“推し”と“ファン”が集まる場所ではなく、ひとつのエンタテインメントを届ける手段としてのライブだと考えています。
僕が今までジャンル問わず沢山の作品を観てきた中で、共通して感動するものにはどれも、“愛”があると感じます。今作はそんな“愛”を、ひとつの島をテーマに落とし込んだストーリーです。ファンタジーのような時間を過ごした先の結末が、すでに自分が持っていた当たり前のものだとわかった時、このライブが完結します。映画のようなライブを作りたかった自分にとって、画面越しで観てもらうということは、ただのライブ映像ではなく“作品”になる瞬間です。魂を込めて作った、僕たちの名刺代わりとなった作品をぜひ観ていただけたら嬉しいです。
『PERFECT YEAR』下半期への意気込み 「底力や実力が試される期間」
――2026年は「あらゆる可能性に向けて挑戦する1年」として、LDH JAPANが6年に1度開催している祭典『LDH PERFECT YEAR 2026』でもあります。取材時点では折り返し地点になり、これまでさまざまなグループが活発に活動をしているところですが、ほかのグループの活動で印象的だったものはありますか?
百田:『EXILE LIVE 2026 "THE REASON" ~PERFECT YEAR Special~』に自分たちも出演させていただいたので、とても印象的でした。
岩城:『EXILE LIVE 2026 "THE REASON" ~PERFECT YEAR Special~』が印象的です。LIL LEAGUEもSUPPORT ARTISTとして出演したことは感慨深かったです。というのも、僕たちにとって、EXILEさんのドームステージに立たせていただいたのは今回が初ではなくて、デビュー前の約4年前に、EXILEさんのドームツアーにオープニングアクトとして帯同させてもらったことがあります。そこから、LIL LEAGUEとしてデビューした後もEXILEさんのドームに立たせていただいたことは大きな経験になったと思います。僕らの最終目標となるドームのステージに立つ感謝と感覚を決して忘れないでいようと感じました。
――では、のこり半年でLIL LEAGUEとしてはどのような姿を見せていきたいですか?
岡尾:エンタテインメントを日本、世界に広めていく姿を見せて行きたいです。これまでの半年間では、『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2026 "Wonder Island"』をはじめ、2ndアルバム『NEOMATIC』リリースなど、自分たちのクリエイティブ面から、世界観、表現の幅を見せられるように活動していました。そこから「LOCA」を通して、BUSの2人のおかげもあり、よりグローバルに音楽を届けられているなという実感があるので、これからLIL LEAGUEの底力や実力が試される期間になると思います。そこでLIL LEAGUEが根底に置いているエンタテインメントというものをより伸ばし、色を付け、日本、世界中に広めて行きたいです。
岩城:もちろん、これからも成長した姿を見せていきたいですが、今後はより深みを持ったエンタテインメントを追求したいと思います。今のLIL LEAGUEは自分たちでも驚くほどの手数を持てているので、自覚した武器に深みを求めていきたいと思っています。
中村:楽曲制作の過程での実力向上と、自分たちから生まれる音楽の純度をよりあげていきたいなと思っています。先日のリリースもそうですが、日本だけでなく海外にも活動拠点を広げ、またアーティスト活動だけでなく、いろいろな側面で魅力的なグループになりたいなと思っています。
山田:去年を地固めの年として位置付けていた分、今年はより爆発して、LIL LEAGUEという存在に気づいてもらえるようなきっかけを増やしていきたいと思います。
百田:LIL LEAGUEとしてさらにグループが大きくなって、ファンの皆さんへ恩返しができるように頑張るので、その姿を見ていてほしいです!
難波:今年はすでにたくさんの経験をさせていただいています。残り半年も挑戦する姿勢を忘れずに、一つひとつの活動を通してLIL LEAGUEの可能性を広げていきたいです。あと、個人的には俳優業にも挑戦させていただく年になるので、きちんとLIL LEAGUEの名前を世に知ってもらうためにも精一杯取り組めたらと思っております。
――今年の夏はどのように過ごしたいですか?
岩城:個人的に夏が嫌いなので「終わりたくないなあ」と思える夏を過ごしたいです。
中村:夏は海でこんがり焼けたい気持ちもありますが、大人しく制作合宿などしてみたいです。
山田:よりクリエイティブ面に力を入れたいです。クリエイティブした音楽をもっと周囲の方やファンの方に届けていき、形にしていくような夏にしたいと思います。
岡尾:今年の夏は、個人としてもグループとしても、音楽やダンスのクリエイティブ面を強化していき、よりLIL LEAGUEとしてのクリエイティブ力を皆様にお見せできる夏にしたいと思います。また、「LOCA」を通して沢山のLIL Friends(LIL LEAGUEファンの呼称)、そしてBEUS(BUSファンの呼称)の皆様と一緒に、思い出に溢れる良い夏にしたいと思います! 皆さんの前で8人でパフォーマンスしたいです!
隼麻:LIL LEAGUEとLIL Friendsで流しそうめんをしたいです(笑)!
碧空:今年の夏は、『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2026 "Wonder Island" ~Revival~』の開催も決まっています。そのほかにもさまざまな機会を通じて皆様と交流できる場を増やしていきたいなと思いますし、自分自身も新しい景色や価値観にたくさん触れて、表現者として成長できる夏にしたいと思っています。
(文・取材=佐々木翠)



















