yosugala、結成4周年ライブで作り上げた音楽のテーマパーク 喜びと悔しさを胸にーー1歩ずつ未来へ

 yosugalaが結成4周年を記念する単独ライブ『yosugala 4th anniversary live「progress the night -NHKホール-」』を6月21日、東京・NHKホールで開催した。

 2022年6月22日、LIQUIDROOMにてデビューライブ『ヨモスエダカラ』を行ってから4年が経過するこのタイミングに行われる今回のアニバーサリーライブ。開演前からクラウンの扮装をした女性たちが観客にキャンディを配りながら練り歩く演出も用意され、来場者の期待感を大いに高めていく。そして、定刻が過ぎて会場が暗転すると、先ほどのクラウン4名がステージに立ち、アミューズメントパークを思わせるBGMをバックに「ようこそ、yosugalandへ!」と挨拶。そして、ステージ後方のLEDスクリーンにyosugalaの4人が目覚めて時計の針を進めるオープニング映像が流れ、映像が終わると同時にスクリーンが左右に開き、メンバー4人のシルエットが浮かび上がる。

 EREN from AliA(Gt)をはじめとするバンドメンバーのダイナミックな演奏とともにオープニングナンバー「indigo」が始まると、赤い新衣装を身に纏った4人にスポットライトが当たり、オーディエンスの盛大なシンガロングとともに会場の熱気は急上昇。城や観覧車などのシルエットを背景に、力強い歌声を響かせていく。その熱量は、続く「ハルカカナタ」でさらに加速。「オヒメサマ?」では汐見まといの「みんな踊る準備いい? 全力でかかってこいよ!」を合図にクラウンがダンサーとして加わり、華やかさが増していく。「YOSUGAL伝説」では曲中、未白ちあが「今日おめかししたんですけど、かわいいですか?」と問いかけると客席が大いに湧く場面もあり、幸福感の強いメジャー1st EP表題曲「No Border」にて会場の盛り上がりは早くもこの日最初のクライマックスを迎えた。

 5曲終えたところでメンバーが「yosugalandへようこそ!」と挨拶すると、続いて汐見が「今回のライブは“yosugaland”というテーマを設けていまして。今まで観てもらったように、まるでテーマパークのような公演になっております」と、開演前からここまでの流れについて説明する。その後、黒坂未来が「この世界観とyosugalaの良さをマッチングした、いいライブにしていきたい」、君島凪は「4年間培ってきたものを全力で発揮できるライブにしたい」、未白は「皆さんに4年間の感謝をお伝えできるライブにできたら」、汐見は「ハッピーなライブで、全力で笑顔と感謝を届けたい」とそれぞれ意気込みを口にする。

 そして、スクリーンにyosugalandの地図が表示されると「これからお届けするのは、yosugalandのなかでもっともエキサイティングでスリリングなエリアとなっております!」とアナウンス。バンドのインストナンバーを経て、“CRAZY PARTY ZONE”の表示とともに「ろーるぷれいんぐ」にてライブが再開すると、客席通路からメンバーが登場してオーディエンスを驚かせる。4人はそれぞれ通路を移動しながら、ファンに向けて笑顔を振り撒き、時に4人並んでお立ち台に立って歌唱するなど、その神出鬼没ぶりで観る者を楽しませてくれた。

 ヘヴィな音像の楽曲が続くなか、「スペードのエース」では炎が吹き上がる演出が用意されたほか、「マスカレイドナイト」ではステージに設置された街頭をポールに見立てたポールダンスや、メガホンを用いて煽る場面も。曲中盤に4人のソロダンスをフィーチャーした「エスカレート」を経て、最新曲「バニバニラ」にて“CRAZY PARTY ZONE”ブロックを派手に締め括った。

 再びMCを挟んだあとは、「ここからyosugalandでいちばん夜景の見える景色へお連れします」のメッセージとともに“STARLIGHT TERRACE”ブロックへ突入。「コノユビトマレ」や「夜更かしして寝坊するんだ」をはじめとする、yosugalaの楽曲のなかでも特にエモーショナルさが際立つ楽曲が並び、4人の歌唱力に焦点を当てた演出で観る者の没入感を高めていく。

 そんななか、「きっかけ」では心の内をストレートに吐露するような歌声から、この4人が異なる個性の持ち主ながらも絶妙な調和のもと一体感を作り上げていることが伝わる。特に、感情を爆発させる汐見の歌唱から熱量を抑えながらも気持ちがダイレクトに伝わる君島の囁くようなボーカルへ繋ぐクライマックスは、このブロックで特筆すべき1曲だと断言したい。

 また、「今日来てくれた人のために、この曲を披露します」のあとに鳴ったイントロで、客席からどよめきが起こった「弱い僕」も本公演の重要な1曲だろう。2024年発売の2ndアルバム『ヨモスガラ2』収録曲ながらも、この日がライブ初披露ということもあり、観客はカラフルな光を放つマイクスタンドを用いて歌に注力する4人の姿をしっかりと目に焼き付ける。ブロックごとにyosugalaのさまざまな側面をフィーチャーしている今回のアニバーサリーライブだが、これも4年という積み重ねがあるからこそ実現できたもの。あらためて、この短くはない期間で彼女たちがどれだけ進化し続けてきたのかが、この日1日でしっかりと感じ取ることができた。

 最終ブロックに突入する前には、9月9日にメジャー2nd EPがリリースされること、9月から12月にかけて同作を掲げた全国15会場で計16公演を行う新たな全国ツアーが実施されることをサプライズ発表。新作EPにはEREN from AliAが手掛ける新曲などが収録されることを受け、この日バンドメンバーを務めていた彼に話を振ると、「開演前、舞台袖で『どんなライブにしたいですか?』と話を聞かれていて、『ファンの人たちがここまで支えてきてくれたので、みんながハッピーに帰れるようなライブにしたいです』と言っていた」と裏話を明かし、メンバーが照れ隠しをする一幕もあった。

 「何億分の1を」から始まった最終ブロックでは、エネルギッシュなパフォーマンスが次々と繰り出されていく。「My Dear」に突入する前には、汐見が「この1年間、正直しんどいこともたくさんありました。でも、君たちの前でライブをしたら、そんなことどうでもよくなるくらい、どうしようもなく胸が熱くなる瞬間があって。それがたまらなく好きで。それは君たちも一緒でしょ?」と客席に問いかけ、その場の熱気が一気に上昇。そして「これからもみんなとこの4人で、同じ時を刻んでいけますように」のメッセージとともに、紙吹雪が舞うなか「四葉のクローバー」でフィナーレを迎えた。

 「アステリズム」から始まったアンコールでは、君島と未白が1階、汐見は2階、黒坂は3階にそれぞれ出没し、客席通路を移動しながらファンとコミュニケーションを図る。また、この日のためにEREN from AliAができたてホヤホヤの新曲を用意。タイトルも決まっていなければ振り付けもない、爽やかで切なさ満載の1曲をいち早く披露して、オーディエンスを喜ばせてくれた。

 最後の曲に入る前には、君島は「このお仕事をしていると楽しいこととか嬉しいこととか、たくさんあるんですけど、みんなと出会えたことがなにより幸せで、私の宝物です」と笑顔で伝え、「今日来てくださった方、残念ながらここに来られなかった方も含めて、今まで私たちに出会ってくださった皆さんのおかげで、ここに立つことができています」と感謝を口にする。

 また、黒坂は「3周年の野音から4周年までが目まぐるしく過ぎていって、今日まであっという間でした」と前置きしてから、「メジャーデビューさせていただいて、『変わらないまま変わる』って本当に難しいんだなと。変わらなきゃいけないこともあるし、yosugalaとして変わっちゃいけないところもあったけど、そのなかでyosugalaの歌で喜びとか夢を与えることもできるし、悲しさとか寂しさにも寄り添うことができるyosugalaが本当に誇りで大好きだなと、この1年であらためて思いました」と力強く発言。汐見も同様にこの1年間の変化について触れ、「ほんのちょっとだけ、みんなと歩幅がズレてきちゃったかもと思った時期があって。yosugalaって今まで、みんなに寄り添うのがほかのアイドルさんよりもちょっとだけ得意かな、それが良さでみんなついてきてくれていたのかなと思ったから、もどかしいことがいっぱいあったんです」と苦悩を明かすが、最後は「それでも『周りがなんと言ってもyosugalaの音楽が好きだし、yosugalaのライブが好きだ。信じているから大丈夫だよ』と言ってくれる人がいっぱいいて。そう言ってもらったことで、誇りを持って音楽をやり続けなくちゃいけないと思って、ステージに立ち続けた1年でした」とポジティブな思いを届けてくれた。

 そして、未白は「4年前はこんなに素敵な景色が観れると思っていなかった」と涙を浮かべつつ、「この1年間はメジャーデビューして華やかに見えたかもしれないけど、意外と自分たち的には足踏みしているなと感じた1年で。今日は完全完売できなかったし、埋められなかった悔しさはあるんですけど、またここから1年同じ努力を続けていきたいし、感謝や初心を忘れちゃいけないって。もしまたNHKホールに立てるときがあったら、次は完売させたいです!」と野心を明かす。そんな5年目への決意を胸に、yosugalaは最後に「aspiration」を届けて、2時間半にわたる4周年のアニバーサリーライブを完結させた。

 結成4年目でメジャーデビューの切符を掴んだyosugalaだが、新天地で再スタートを切ったことが彼女たちに多くのチャンスをもたらしたと同時に、グループの在り方を再確認する重要なタイミングでもあったことが、今回のライブから伝わったのではないだろうか。喜びも悔しさも無駄にすることなく、泥臭く1歩1歩着実に前進を続けてきたyosugalaのこと。きっとこの1年間の経験は、さらなる飛躍が期待される5年目に活きるはず。そう信じている。

<セットリスト>
01. indigo
02. ハルカカナタ
03. オヒメサマ?
04. YOSUGAL伝説
05. No Border
06. ろーるぷれいんぐ
07. スペードのエース
08. マスカレイドナイト
09. エスカレート
10. バニバニラ
11. コノユビトマレ
12. 夜更かしして寝坊するんだ
13. きっかけ
14. 宇宙旅行
15. 弱い僕
16. 何億分の1を
17. prologue2025
18. My Dear
19. Sparkle
20. 四葉のクローバー
EN1. アステリズム
EN2. 新曲(タイトル未定)
EN3. aspiration

■リリース情報
メジャー2nd EP「タイトル未定」
発売日:2026年9月9日(水)
予約・購入:https://tf.lnk.to/yosugala_2ndEP_CD

<商品概要>
初回生産限定盤A(CD+Blu-ray)(TFCC-89811~89812) ¥7,700(税込)
初回生産限定盤B(CD+豪華ブックレット)(TFCC-89813)¥3,000(税込)
通常盤(CD only)(TFCC-89814)¥1,500(税込)

<Blu-ray収録映像(初回生産限定盤A)>
yosugala 3rd anniversary live『progress the night -日比谷公園大音楽堂-』

<収録曲・共通>
全4曲収録予定

■公演情報
『yosugala TOUR 2026』
チケット料金(共通)
・VIP全自由:¥15,000(税込)※優先入場整理番号付き、サウンドチェック観覧(開場前)、グループチェキ撮影(開場前)、VIP限定グッズ付き
・全自由:¥3,500(税込)※整理番号付き
・学割チケット:公演当日¥500キャッシュバック(大学生以下のお客様は学生証・身分証提示で当日キャッシュバック)
チケット先行URL:https://eplus.jp/yosugala/

2026年9月20日(日) 開場17:00/開演18:00
東京都 Spotify O-EAST

2026年9月23日(水祝) 開場15:30/開演16:30
大阪府 BIGCAT

2026年9月27日(日) 開場16:30/開演17:00
千葉県 柏PALOOZA

2026年10月3日(土) 開場16:30/開演17:00
福岡県 福岡BEAT STATION

2026年10月4日(日) 開場14:30/開演15:00
広島県 広島LIVE VANQUISH

2026年10月10日(土) 開場16:15/開演17:00
宮城県 仙台Rensa

2026年10月11日(日) 開場16:30/開演17:00
福島県 郡山CLUB#9

2026年10月17日(土) 開場16:30/開演17:00
北海道 旭川CASINO DRIVE

2026年10月18日(日) 開場14:30/開演15:00
北海道 札幌PANNY LANE24

2026年10月31日(土) 開場15:30/開演16:00
京都府 KYOTO MUSE

2026年11月1日(日) 開場16:30/開演17:00
埼玉県 HEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ-3

2026年11月3日(火祝) 開場14:30/開演15:00
香川県 高松MONSTER

2026年11月7日(土) 開場15:30/開演16:30
愛知県 名古屋DIAMOND HALL

2026年11月8日(日) 開場15:30/開演16:00
石川 金沢AZ

『yosugala TOUR 2026 FINAL』
チケット料金
・VIP全自由:¥15,000(税込)※優先入場整理番号付き、サウンドチェック観覧(開場前)、グループチェキ撮影(開場前)、VIP限定グッズ付き
・全自由:¥4,500(税込)※整理番号付き
・学割チケット:公演当日¥500キャッシュバック(大学生以下のお客様は学生証・身分証提示で当日キャッシュバック)
チケット先行URL:https://eplus.jp/yosugala/

2026年12月5日(土) 開場16:00/開演17:00
神奈川県 YOKOHAMA Bay Hall

2026年12月6日(日) 開場15:00/開演16:00
神奈川県 YOKOHAMA Bay Hall

■関連リンク
公式サイト:https://yosugala.fanpla.jp/
Youtube:https://www.youtube.com/@yosugala
X:https://x.com/yosugala_info
Instagram:https://www.instagram.com/yosugala_official
TikTok:https://www.tiktok.com/@yosugala_official

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