Ettone、人生の浮き沈みに寄り添う「1UP↑1DOWN↓」に込めた思い 楽曲に参加したFurui Rihoから受けた刺激も語る

私たちらしい音楽を伝え続けたい——。そんなピュアな気持ちを胸に抱き、昨年9月にデビューしたクリエイティブガールグループ・Ettoneが、4作目となるシングル「1UP↑1DOWN↓」をリリースした。新曲をリリースするたびに意外性のあるコラボレーションとフレッシュなサウンドメイクで注目を集める彼女たちだが、今回は実力派シンガーソングライターのFurui Rihoを招き、グルービーでキュートなトラックとともに、より明快でポジティブなメッセージを発信。新作について語る7人のメンバーはいずれも晴れやかで自信に満ちあふれていたのが印象的だった。(まつもとたくお)
会話を重ねながら進んだFurui Rihoとの創作
ーー「1UP↑1DOWN↓」でタッグを組んだFurui Rihoさんですが、みなさんとの相性はとても良かったそうですね。
mirano:はい。実はこの曲を出す前にRihoさんが私たちの話を聞いてくれる機会があったんです。「どういうマインドで生きてきたの?」みたいに気さくに話しかけてくださって、「こういうところがすごいよね」と褒めていただく場面もあり、とても幸せなひとときでした。少ししかお話ししていないのに愛にあふれているのが伝わってくる。本当に温かい方でした。そのような方とEttoneが一緒に音楽を作るのはすごく楽しみだなと思っていたので、それがようやく形になってうれしいです。心からリスペクトしています。
shion:Rihoさんに「人生でつまずいたことはある?」と聞かれたとき、学生時代の悩みを相談しました。そのときのRihoさんはただ話を聞くだけではなく、寄り添ってくださって、本当に救われた気持ちになりました。私にとってRihoさんは、音楽面だけでなく人柄の面でもとても記憶に残っている方ですね。

chiharu:何よりあのパワフルな歌声を直接聴けて、ご指導いただけたことが本当にうれしかったです。Rihoさんの人間性が本当に素敵で、それを強く感じることができました。いろいろな人生経験を積まれてきた方なんだろうなということも伝わってきて、たくさんの良いエネルギーをいただいた時間でした。
anri:私は、レコーディングでご一緒したのが最初だったんですが、どのテイクに対しても「いいね!」とポジティブなリアクションをくださるんです。だから私自身も前向きな気持ちで歌うことができました。曲の最後に入っているフェイクや高音のフレーズに苦戦していたときも、「一回全部忘れてみよう」「そのまま楽に歌ってみよう」という感じで声をかけてくださって。その言葉のおかげで力が抜けて自然に歌えたテイクがあったんです。たぶん実際に使われているのもそのテイクだったと思います。緊張をほぐしてくださいましたし、楽しい空気を自ら作ってくださる方でした。
ーーFurui Rihoさんの創作スタイルもグループにとって良い刺激になったのではないでしょうか。
anri:はい。身体の中からわき出てくるような、魂が揺さぶられるグルーヴ感というか。その感覚がアイデンティティになっている方だと感じました。考えて作り出すというよりも、自然と身体から出てくるような表現ができる方だと思いました。

ーーこのシングルではkoyukiさんとyuzukiさんが制作面で参加されています。どのような過程で楽曲は作られていったのでしょうか。
koyuki:プロデューサーのALYSAさんから歌詞もメロディもないトラックが各メンバーに届いたのが始まりです。次に私とyuzukiだけで話し合う時間を作りました。そのときにそれぞれ曲を聴いて感じたことやアイデアをまとめて「ここは共通しているね」とか、「ここはどう考えたの?」みたいなことを話しながら整理していったんです。ふたりでまとめた意見をもとにALYSAさんとFurui Rihoさんを交えて「これはどうだろう」「あれはどうだろう」とディスカッションして形にしていきました。
yuzuki:私、ALYSAさんから「今回はFurui Rihoさんと一緒に制作できます。参加するメンバーはkoyukiとyuzukiです」と連絡があったときは、本当にドキドキして……。
koyuki:泣いてたよね(笑)。
yuzuki:うん(笑)。本当にRihoさんが好きだったんです。以前からライブを観に行ってましたし、お仕事で一度ご一緒したこともあって。歌詞も素敵ですし、歌が本当に大好きで。聴いていると初めて味わうような感覚になるんです。なので、今回ご一緒できると聞いた時は本当にうれしかったですし、koyukiと一緒に歌詞を書けることも「やばい!」って思うほど感激しました。

ーーおふたりのコラボレーションもうまくいったという感じですね。
koyuki:最初は本当にどうなるか分からなかったんです。「え、私なの?」っていう感じで。まさか自分が選ばれると思っていなかったので、とても驚きました。でも制作を進める中で、今まで知らなかったyuzukiの一面や、「こういうことを考えているんだ」と思う面をたくさん知ることができて、制作する前よりも何倍も仲良くなったと思います。
ーー別にそれまで仲が悪かったわけじゃないですよね(笑)。
koyuki:(笑)。もともと仲は良かったんですけど、さらに深まった感じですね。



















