INI、結成5周年を経てさらなる高みへーー“11人”の居場所と覚悟、MINIと共に掴み取った輝かしい功績
INIが、6月13日に結成5周年を迎えた。
彼らのはじまりは、2021年に行われたサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』(TBS系/GYAO!)。コロナ禍で歓声が出せなかった時期に、「11人の僕たち(私:I)があなた(I)と繋がり合う(Network)」という想いのもと、INIは誕生した。あれから5年。たくさんのMINI(INIのファンの呼称)と出会い、ひたむきに努力を重ねた11人は、単独ドーム公演を開催するまでのアーティストへと成長した。本稿では、INIが過ごしたこの1年間を振り返る。
初のドーム単独公演、ドキュメンタリーに刻まれた11人の覚悟
2025年9月13日~15日の3日間、INIは、自身初となるバンテリンドーム ナゴヤでの単独公演『2025 INI LIVE [XQUARE MASTERPIECE]』を開催した。ライブでは、メンバーがユニットを組み、それぞれ色の違うステージを披露。特に、木村柾哉、後藤威尊、髙塚大夢、田島将吾によるバンドパフォーマンスには、驚いた人も多かったのではないだろうか。ほかにも、「Pineapple Juice」でDoleオリジナルキャラクターの“パイニー”が登場したり、「HANA_花」では扇子を使用したり、「Non-Stop」では小道具を駆使した目隠しをしてのパフォーマンスをしたりと、一曲一曲に華やかな演出が施されていた。
ライブ終了後、『From INI』(TOKYO FM)にて後藤は「お客さんとして(ステージを)観てみたかった」と語り、『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)内のコーナー「INI LOCKS!」にて髙塚は「INIの歴史に残る思い出の3日間だった」(※1)と振り返っていた。メンバーにとっても思い出深いドーム公演の模様は『2025 INI LIVE [XQUARE - MASTERPIECE] - LIVE FILM』として全国の映画館で公開され、当日のライブを観に行けなかった人々にも、熱気あふれるパフォーマンスを届けた。ライブフィルムをきっかけに、INIの魅力はより広く伝わったはずだ。
また、『SUMMER SONIC 2025』や『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025』といった大型フェスへの積極的な出演、メンバーソロ楽曲や尾崎匠海と藤牧京介によるユニット楽曲の配信リリース、2nd写真集『Viva la vita』(講談社)の発売など、動きが活発な1年でもあった。特筆すべきは、2025年10月31日に公開されたドキュメンタリー映画『INI THE MOVIE「I Need I」』だ。デビューから約4年間に密着した本作には、普段見ることのできない裏側が映し出されていた。INIをより深く知る機会が設けられたのもこの1年の大きなトピックだった。
藤牧、尾崎、佐野雄大、髙塚、後藤、池﨑理人が作詞を担当した主題歌「君がいたから」には、〈居場所はあの日から/ここだと決まったから〉という歌詞がある。私たちの知らないところで、悩み苦しんで、さまざまな壁と戦ってきたメンバーたち。もしかしたら、自分の泣いている姿や葛藤している姿を見せたくはなかったかもしれない。それでもそんな姿を見せてくれたのは、これからもINIとして生きていくという覚悟の表れだったように感じる。ドキュメンタリー映画を観て、「彼らの〈居場所〉であるINIを、これから先も守っていきたい」と思ったMINIも少なくないだろう。



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