香取慎吾の教えを胸に、北山宏光が後輩たちに向ける優しい眼差し “TOBEの兄貴”として見せる背中
5月より、TOBEのYouTubeチャンネルにてスタートした『とべばんmini』。CLASS SEVEN、wink first(TRAINEE)といったTOBEの若手メンバーが中心となって作り上げる番組であり、先輩アーティストたちもゲストとして出演予定だ。記念すべき5月22日配信の初回でゲストとして登場したのが、北山宏光だった。
番組内で北山が参加したのは、「教えて先輩!」というコーナー。後輩たちが先輩に教えてほしいことや聞きたいことをぶつける企画で、学校の教室を模したセットのなか、CLASS SEVEN、wink first、TRAINEEのメンバーが生徒役、北山が先生役として出演した。
今回の『とべばんmini』に限らず、北山は若手メンバーにいつも寄り添ってきた。自身のYouTubeチャンネルに後輩たちが出演した際には、全員がしっかり話せるよう自然に話題を振り、それぞれの個性を引き出していたことが印象深い。自身のライブにも積極的に後輩たちを前に立たせるのも、“兄貴肌”ゆえ。2024年12月にCLASS SEVENが結成後初のパフォーマンスを遂げたのは、『HIROMITSU KITAYAMA「ZOO」』の神奈川・ぴあアリーナ公演だった。先輩とともに大舞台に立つことは、彼らにとって大きな学びになったはずだ。
コーナー「教えて先輩!」で、北山は教室に入るなり、後輩たちによるオープニングトークに「ちょっと長い(笑)」とツッコミ。後輩たちの緊張をほぐしながら自然と笑いを生み出し、場を柔らかくしていく。初対面のメンバーもいるということで、まずはひとりずつ15秒以内で自己紹介をすることに。まだバラエティの経験が浅い若手メンバーには難易度が高いと思われたが、大東立樹(CLASS SEVEN)や島田泰我(wink first)が見事にまとまった自己紹介を披露すると、「うまくない?」と素直に賞賛する。一方、髙野秀侑(CLASS SEVEN)が事前に考えていた内容を忘れて慌ててしまう場面では、「こういうの待ってました!」と笑いに変え、失敗すらポジティブな空気へと変換していった。
ただ盛り上げるだけではなく、後輩たちの質問に丁寧に向き合う姿も印象的だった。島田から「センスがいい大人になるには?」と聞かれると、北山は「知識を増やすこと」と回答。「自分が『いいな』と思う物差しを、自分で持つことがいいことだと思う」と、自身の考えを真っ直ぐに伝えていた。そのスタンスには、過去に先輩から受け取った学びがあるという。北山がライブの演出を手掛けるようになった際、相談した相手が香取慎吾だった。香取からは「ニューヨークのショー観たことある?」「早く観に行ったほうがいいよ」とアドバイスを受け、すぐに現地へと向かったそうだ。「一流のショーマンは常に世界中の最新エンターテインメントをチェックしている」という先輩の姿勢を、北山自身も受け継いでいるのだ。
北山は、昨年9月には日本人初となるブルガリア共和国友好親善大使に就任するなど、活動の幅を広げ続けている。直近では新レーベル「RED ON」に移籍し、6月にはアルバム『ULTRActi:on』のリリースも控えている。自ら新たな道を切り拓きながら、後輩たちへ頼もしい背中を見せ続けてきた。
実際に、CLASS SEVENやwink firstのなかには、北山を憧れの先輩として挙げているメンバーも少なくない。ときに直接言葉を交わしながら後輩を支え、ときに自らの姿勢で未来への道を示す。そんな北山宏光は今、TOBEにおける“兄貴的存在”として、たしかな信頼を築き、導いているのだろう。